警視庁まで動員してNHKは何を恐れているのか?[元NHK記者 大谷 英彦]

■NHKを正す会
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警視庁まで動員してNHKは何を恐れているのか?

               NHKを正す会代表・元NHK政治部記者 大谷 英彦

 第1回に続いて第2回の「NHKに抗議するデモ行進」に参加しました。人生2度目の
体験です。

 産経の古森さんは、行進する私たちの横で車の窓を開け笑顔の挨拶を交わしました。

 おや態々の取材にお出ましかと思っていたら、丁度、ワシントンからの短い里帰りだっ
たのですね。

 車から降りて、歩道で行進する人たちに挨拶していました。

 デモの参加者は前回より断然多い感じでした。

 それ以上に目立ったのは警視庁から出動した警官の数でした。専門的には何というのか
金網で防備した警備の大型バスが前回は2台でしたが今回は4台に増えていました。

 古森さんが「秩序と品位を保ちながら、整然とデモ行進」と書いているように、第1回
も今回も「市民のデモ」なのに、NHKは何を恐れ、狼狽したのか警視庁に警備出動を要
請したらしく、警視庁も「どんな情報」に基づいたのか物々しい異常な警備ぶりでした。

 NHKを半周する行進を終え、帰り際に一人ひとり「決議文」をNHK西口の玄関に提
出しようと、先頭の4〜50人が門から玄関に入ったと思ったら、白い指揮棒を持った警視
庁の現場司令官が制服警官6人に命じて力づくで門を閉めさせました。

 口々の抗議にも無表情無言で、何の説明もしない。

 今回、私はNHKのOBバッチを襟に付けて行きましたので、バッチと名刺を示して、
NHKの元社員が古巣を訪ねるのを警視庁は「如何なる理由と権限で妨げるのか」と詰め
寄り、警察手帳を示せと求めましたが応じませんでした。

 そこで今後、この指揮官の氏名階級が識別できるようビデオで撮影してもらいました。

 「みなさまのNHK」を標榜している公共機関です。「みなさま」は誰でも訪ねていけ
る所です。

 それを警視庁は、理由なき公権力を行使して遮断するという法治国家にあるまじき由々
しき事犯が発生したわけです。(ちょっとサツ官の文体を真似てみました)

 デモの後、入場券を買って「スタジオ・パーク」に行こうとした人にも門は空けません
でした。

 かくして、問題は「NHK+警視庁」が裁きを受けることになりました。いよいよ面白
くなってきました。乞うご期待です。



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