代表(駐日台湾大使に相当)と夫人の盧千恵さんの案内で、台中市内の寶覚禅寺を参拝した。その
ときの感想を下記のように記している。
<台湾には、このような日台の深い絆を示す足跡がそこかしこに刻まれている。盧千惠氏が2012年
に出版した『フォルモサ便り』(玉山社)には、台湾人の心優しさと日本人の心優しさが溶け合っ
て築かれた絆の事例が多く紹介されている。その台湾が中国の一部とならずに済むことこそ、日台
双方の国益である。>【週刊新潮「日本ルネッサンス(第673回)」:2015年10月1日号】
ここに紹介された盧千恵夫人の『フォルモサ便り』は、日本では日本李登輝友の会だけ取り扱っ
ている。3年前の作品だが、いま読み返しても新鮮さを失わない内容だ。
◇ ◇ ◇
盧千恵さんは2010年4月から毎月第3金曜日に「盧千恵のフォルモサ便り」を「SANKEI EXPRESS」
に寄稿、「台湾人が大事に思い、わたしが誇らしく思うもの」をつづられてきた。台湾から送られ
てくる爽やかな風のような「フォルモサ便り」を楽しみにされていた方も多いのではないかと思
う。
健康上の理由により2年と1ヵ月、25編を寄せられたところで最終便となったが、2012年7月に
『フォルモサ便り』と題し単行本となった。「日本語を勉強している若い学生の補助読本にもなれ
ば」という盧千恵さんの希望で、日本人も台湾人も読めるように漢文と日文を併載している。一篇
ごとの便りに添えられた写真も、文章を引き立て素晴らしい。
盧千恵(ろ・ちえ)
児童文学者、許世楷・元台北駐日経済文化代表処代表夫人。1936年、台中生まれ。1960年に国際基
督教大学卒業後、国際基督教大助手を経て1961年に許世楷氏と結婚。夫とともに台湾の独立・民主
化運動にかかわったことからブラックリストに載り帰国できなかったが、台湾の民主化が進んだ李
登輝総統時代の92年に帰国。2004年〜08年、夫の駐日代表就任に伴って再び日本に滞在。著書に
『私のなかのよき日本』『台湾という新しい国』(夫との共著)など。
【台湾・玉山社出版 2012年7月刊 A5判 232頁】
◆頒布価格:会員:1,236円 一般:1,545円
*入会希望者も会員価格 *送料:1部=165円 2部以上=実費(日本国内のみ)
◆申込方法:申し込みフォーム、またはメール・FAXにて
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/uzypfmwvv2px
◆申 込 先:日本李登輝友の会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
E-mail:info@ritouki.jp HP:http://www.ritouki.jp/
◆お支払い:代金後払い(郵便局・銀行) *本とともに請求書を送付します。
盧千恵著『フォルモサ便り』お申し込み書
・注文数: 冊
・振込先:郵便振替・ゆうちょ銀行・銀行 (○で囲んで下さい)
・ご氏名:
・会 籍:会員・一般・入会希望 (○で囲んで下さい)
・ご住所:〒
・電話:
・E-mail :