東京外国語大学のアジア・アフリカ言語文化研究所では毎年、1ヶ月の言語研修を行って
います。今年は、台湾語があります。ポスターの画像が小さくてよく見えませんが、台湾
語は、8月6日から9月7日の日程の模様です。担当は新潟大学で博士号を取得し、現在、台
南の成功大学で教鞭をとっている陳麗君博士です。
◆東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ホームページ
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/training/ilc
【東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 2012年度言語研修】
5月1日より2012年度言語研修(台湾語,ビルマ語中級,ベトナム語中級)研修生募集
(定員になり次第,募集を終了します。)
第一次募集期間:5月31日(木)当日消印有効
AA研では毎年夏,専門研究者と母語話者を講師陣に迎え,アジア・アフリカ地域の研
究を志す初学者の方々を対象とした短期集中プログラムによる言語研修を実施していま
す。言語研修に参加することで,現地調査や文献研究をおこなうために必要な言語知識や
調査の手法など,専門的な知識も学ぶことができます。
研修言語は,おもにアジア・アフリカ地域で話される少数民族の言語を含めた様々な言
語を取り上げています。毎年,東京会場で2言語,大阪会場で1言語の研修を実施していま
す。
これまでに実施された言語の数は,のべ117言語,修了者数述べ1118名にのぼっていま
す。修了者の中からは,各大学,研究機関へと就職し,アジア・アフリカ地域の専門家と
しての道を歩んでいく方々が輩出しています。
実施にあたっては,語学教育に造詣の深いAA研内外の専門委員と担当講師および所員
がプロジェクトチームを組み,実施方法や評価についての議論を行い,効果的な研修を目
指しています。すべての研修において講師陣が独自に教材を開発していることも,AA研
の言語研修の大きな特徴のひとつです。関西会場の研修のうち大阪で実施されるものは,
大阪大学大学院言語文化研究科 の協力を得て行われます。
2006(平成18)年度より東京外国語大学外国語学部および大学院の開講科目となりまし
た。
研修生は,大学などの研究機関を通じて全国から公募します。研修を修了した人には審
査のうえ,修了証書が授与されます。
現在,これまでに作成されてきた教材をウェブ上で公開する準備も進めております。完
成したものから順次公開していく予定です。出版された教材のリストはこちらからご覧く
ださい。
◆研修言語・オンライン教材リスト
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/training/ilc/ilc-list/ilc-table
2012年度は,台湾語,ビルマ語中級(東京会場),ベトナム語中級(大阪会場)の講座
を開講します。
2006(平成18)年度より東京外国語大学外国語学部および大学院の開講科目となりました。