先に宮城李登輝友の会と宮城県日台親善協会が李登輝前総統ご夫妻の句碑を建立する
とのことで、ご協賛のお願い文をご紹介しました。折しもその日、李登輝前総統からご
自分と曽文惠夫人の句を揮毫された書き物が届きました。句碑原寸大の大きな紙(縦180
cm×横90cm)に、李登輝先生らしい端整な文字が墨痕も鮮やかに書かれていました。
お蔭様で、宮城県内はもとより県外からもご厚志が届いているそうで、ご協力いただ
いた方には本誌からも御礼申し上げます。
ただ、目標額までには届いていないそうですので、ここに改めてご案内いたします。
日本で初めて建立される李登輝前総統の句碑です。皆様のご協力をお願い申し上げます。
(メルマガ「日台共栄」編集長 柚原 正敬)
平成20年4月吉日
日本李登輝友の会宮城県支部
支部長 嶋 津 紀 夫
宮城県日台親善協会
会 長 相 沢 光 哉
李登輝先生「奥の細道」探訪記念句碑建立事業協賛のお願い
謹啓 陽春の候ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、現在のアジアを代表する政治家であり、日本文化に深い造詣を寄せる台湾の前
総統李登輝先生には、昨年6月に長年の念願であった松尾芭蕉の「奥の細道」を探訪す
るため、宮城県をはじめ東北地方の芭蕉ゆかりの地を訪れました。
本県においては、壷の碑(多賀城碑)、奥州一宮鹽竈神社、日本三景松島の国宝瑞巌
寺、円通院、五大堂などをご覧になり、松島湾を展望しながら「松島や 光と影の 眩
しかり」という俳句を披露されました。また、曽文惠夫人も「松島や ロマンささやく
夏の海」と応じました。
滞在中の三日間、李登輝先生ら一行は、真心を込めたおもてなしと日本の文化を十分
に堪能され、大変感激された様子でした。
ご承知の通り、芭蕉は「奥の細道」の中で松島を扶桑第一の好風と賞賛しましたが、
残念ながら後世に残る句を作りませんでした。
このことから李登輝先生の積年の思いであった「奥の細道」探訪を記念し、未来永劫
にその足跡を残すとともに、日台友好親善の象徴として、李登輝先生ご夫妻が詠んだ秀
逸の俳句を句碑として松島町内に建立すべく別紙の記念事業を計画致しました。
つきましては、何卒趣旨にご賛同の上、句碑建立に対する皆様方の暖かいご協力を賜
りますよう心よりお願い申し上げます。
なお、句碑建立にあたり、李登輝先生ご本人の揮毫をいただく予定となっております。
敬具
李登輝先生「奥の細道」探訪記念句碑建立事業案
1.建立費用勧募目標額 金200万円
石材費及び建立諸費用など一切を含む
2.句 碑 形 態 縦180cm×横90cm(稲井石を使用予定)
3.建 立 場 所 瑞巌寺境内(松島町)
4.建立時期及び除幕式 平成20年6月8日(予定)
李登輝先生のご来県一周年を期して披露予定
5.連絡先 李登輝友の会宮城県支部 事務局長 金山富彦
〒984-0051 仙台市若林区新寺4丁目6-18 松音寺内
TEL・FAX 022-256-3476
■ご協賛 1口:1万円(何口でも結構です)
■直接の勧募御振込は下記の口座にお願い致します。
ゆうちょ銀行(郵便振込)
番号 02290−2−46241
加入者名 日本李登輝友の会宮城県支部