総統にもお目通しいただきます。どうぞ、読者の皆さまも一言で結構ですのでメッセー
ジをお寄せ下さい。
なお、メッセージは趣旨を変えないで添削させていただく場合もあることをご了承く
ださい。また、メッセージのタイトルは原則としてお寄せいただいたものを使わせてい
ただきますが、編集部で付け直す場合もあることをご了承ください。
李登輝前総統への歓迎メッセージですので、余程のことがない場合を除き、お名前を
記してお寄せいただきますようお願いします。ペンネームなどの場合はその旨を記して
ください。
これまでの歓迎メッセージはホームページに掲載しています。今回来日に関するこれ
までのすべての報道も掲載していますので、併せてご覧ください。 (編集部)
■日本李登輝友の会ホームページ
http://www.ritouki.jp/
皆様のご努力に感謝
板谷 暁代
この度の李登輝前総統の訪日は、柚原様を始め、皆様に心から御礼申し上げます。毎
日届く李登輝さんの情報を楽しみに、私も芭蕉記念館、後藤新平賞受賞式、秋田の特別
講義に参加させて頂きました。
このような貴重な時間を過ごさせていただけたこと、皆様のご努力に感謝の思いでい
っぱいです。本当にありがとうございました。(6月10日)
李登輝前総統にノーベル平和賞を
佐々木恭司
今回、李前総統の来日時の行動・発言を拝見して痛感したのは、なぜこの世界は、ご
く当たり前のことを言えなくなってしまったのか、ということです。当たり前で健全な
ことを言い、実行する人に対して、陰険な反応とバッシングが返ってくる、程度の低い
世界になってしまったのは何故なのか。しかし皆様のメッセージを見て、良識ある日本
人もまだいる事に救われます。
李前総統にノーベル平和賞を授与できない、この世界は情けなく、恥ずかしい(佐藤A
作氏も受賞したのに……)。中共の横槍が入ろうと、ぜひ実現してほしい。(6月10日)
靖国神社参拝に涙
横浜市 鈴木孝則
李登輝閣下の靖國神社参拝には涙が出る思いです。閣下がいつまでもいつまでもお元
気であるようお祈り申し上げます。(6月10日)
李登輝先生は一生の師
千葉県 中村一弥 21歳
李登輝先生、ようこそ日本へ。おかえりなさいませ。私は先生を一生の師として仰い
でいる大学生です。
1日の芭蕉記念館見学と7日の靖国参拝のときにお出迎えさせていただきました。李
登輝先生の毅然としたお言葉・お姿には日本の政治家に失われた美風を想起させられ、
特に靖国神社にご参拝なさった時は、感動のあまり涙が出てきました。
ホテルオークラのフロントに7日、私が書いたお手紙を李先生に渡していただくよう
お願いして参りましたが、お読みいただけたでしょうか。
台湾総督府の警察官だった私の曽祖父と共に、台湾と日本のために戦って散っていっ
た台湾人(当時は日本人)の方々も靖国神社に祀られています。その台湾人の方々にと
っても、先生のご参拝は嬉しかったこと極まりないと想いました。
日本の首相は中国を恐れてコソコソと逃げ回っていますが、先生のように「首相が国
のためになくなった方を慰霊しに行くのは当然のことだ」と言い切って堂々と参拝する
お姿こそ、日本が取るべき道であり、人としての道であると改めて感じました。
どれほど多くの日本人が、李登輝先生の教えに励まされ、希望を見出せたことでしょ
う。私も無能ながら、台湾のために生きていきたいと思います。
それでは、どうかお体にお気をつけて、長生きなさってください。先生が再び日本に
お帰りになることを、多くの日本人と共にお待ちしております。(6月11日)
古き歴史を学ぶことで新しき未来を知った
埼玉県 N・T 会社員 29歳
今回、李登輝先生の念願であった奥の細道の旅が成功に終わり、且つ再度のご訪問を
計画されていると聞き、うれしい限りであります。
深川の芭蕉記念館にてお姿を拝見いたしましたが、非常にお元気でいらしたと感じま
した。一度、二度といわず、何度でもいらして、さらに英気を養って頂ければと願って
やみません。
さて、最近になって黄文雄先生をはじめとした著作によって、19〜20世紀にかけての
日中韓の歴史を詳しく知ることになり、今までの歴史観のおかしさにようやく気づいた
次第です。
軟土深掘の中国と、親切だが事なかれ的な側面を持つ日本、その陰で虐げられる中国
人民。
かつて福沢諭吉が脱亜論を唱えたときのような状況が、未だに続いているのではと感
じ、ああ昔の日本人もさぞかし苦労したことであろうと思いました。中国は今も昔も全
く変わっていないと。
問題は、こういった近現代の歴史・史実を今の日本人は、特に学校教育の中で全く教
わっていないというであろうと思うのです。中国や韓国は反日教育をしているとよく言
われますが、日本は忘日教育とでも言うような、ただ悪いことをした・ひどいことをし
た程度の事しか教わった記憶がありません。
これは私が不勉強であったこともあるのでしょうが、カリキュラムの不備も大きいと
思います。
このようなことでは、国民も、それを代表する政治家も今の中韓に対して毅然とした
態度を取れないのも納得がいきます。要するに歴史を知らないのです。古き歴史を知っ
ていれば、新しい対応・未来が自ずと出てくるはずです。
他日、李登輝先生の『「武士道」解題』を拝読する機会があり、昔の日本人の内面的
啓発や勉学の深さを知り、今の自分の至らなさを痛感したのですが、そこから森信三先
生や西田幾多郎先生らの教えに触れる機会に恵まれました。そこから見えたのは、今の
日本人は敗戦のショックということもあったのでしょうが、日本人としての歴史・価値
観をかなりの人が失ってしまっているのではないかという恐るべき発見でした。
昨今、新しい歴史教科書を作るといった歴史見直しの動きが徐々に出てきているとは
思いますが、まだまだ本流にはなっていないと思います。特に、今の政治家や著名人で
こうした歴史や価値観を堂々と語れる人は皆無に思います。
ですので、李登輝先生が今回の訪日でご講演され、行動されたことは日本人に少なか
らず影響を与え、考える機会となったであろうと思います。
これらの価値観を、特に大学等の学生らに説いていただけたならば、これほどうれし
いことはないと思いますし、目が覚めると思います。そして、日本人ならこれを読むべ
しといった、お勧めの書籍(ex.李登輝100選)を紹介していただければ、大いに励みに
なります。どうか、何かの機会にでもご勘案いただければ幸甚です。
もっとも、日本と台湾の交流という意味からも、難しいことは抜きにして、ふらりと
おいで頂けたならば、それが何よりであります。(6月11日)
また来て下さい!
匿名希望
台日友好! 台湾の平和願っています。お体労わってお元気で、また来て下さい。
台湾の温かい雰囲気、台湾人の優しい雰囲気、これからもっといろいろな国の人に理
解されますように。
日本人として、本来はもっと台湾人の方に感謝の気持ちを国際社会での台湾の立場を
裏方で応援しないといけないと思います。
本日の参拝ありがとうございました。これに日本人は平和、友好の形で応ええます。
謝謝(6月11日)