大型の台風7号が刻々と近づく昨日(7月12)の台湾は、台北市政府が午前10時に14時以
降の官公庁及び学校の臨時休業・休校を発表、日本交流協会台北事務所も邦人保護等の一
部緊急対応職員を除き、14時から急遽休所となった。
降の官公庁及び学校の臨時休業・休校を発表、日本交流協会台北事務所も邦人保護等の一
部緊急対応職員を除き、14時から急遽休所となった。
そのようなさなか、椎骨動脈の狭窄で台北栄民総病院に入院していた李登輝元総統が椎
骨動脈内にステントを入れる手術を受けられた。
ステント留置手術は午前11時から1時間半にわたって行われ、無事に終了。今後は数日間
の経過観察を経て自宅療養に入られるという。
一昨年11月には大腸癌の開腹手術を受け、その後、「生命の旅」と銘打って台湾を一周
する視察を始められた李元総統だ。手術前よりも術後の方がパワーアップされた印象を受
けた。今回も、そうなることを祈りたい。
李登輝・元総統、椎骨動脈手術が成功
【Radio Taiwan International:2013年7月12日】
李登輝・元総統が12日、台北栄民総病院で椎骨動脈内にステントを入れる手術を受け
た。李登輝・元総統は今月3日、強いめまいを訴えて台北栄民総病院で入院検査を受けた。
その結果、椎骨動脈の狭窄が原因とわかり、まず薬物で治療を行った。
李登輝・元総統のオフィスが12日午後に明らかにしたところによると、医療チームは各
種検査で行った結果、李登輝・元総統には動脈手術が必要だと判断、椎骨動脈へのステン
ト留置手術を勧め、李登輝・元総統もこれを受け入れた。
手術は12日午前11時から12時半まで行われて成功。李登輝・元総統は術後、2日間様子を
見て、容態が安定してから再び各種検査を行った上で退院することになるという。