局長の小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)衆議院議員ら約100名が3泊4日で訪台してい
る。台湾では馬英九総統や王金平・立法委員長などと会い、1999年台湾大地震の被災地に
建つ「921地震教育園区」や烏山頭ダムなどを訪問する予定だ。
実は、予定には李登輝元総統への表敬訪問も入っていたようで、それが本日になったよ
うだ。本日は忠烈祠で献花後、馬英九総統への表敬訪問や総統府視察、立法委員との意見
交換会などの日程をこなし、その後に李元総統を表敬訪問すると見られている。
小泉青年局長は羽田出発に際し、報道陣に「あの青年局の台湾訪問が新たな日台関係の
扉を開いたなと、そう思っていただけたら良いですね」と述べている。意欲は満々のよう
だ。この発言を「テレ朝NEWS」が動画で伝えているので下記に紹介したい。
この青年局訪台をきっかけに、日台関係がより強まるとともに、小泉議員らの台湾認識
の深まりに期待したい。
33人の国会議員を率い 小泉進次郎青年局長台湾へ
【テレ朝NEWS:2013年9月9日】
動画:http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000012099.html
自民党の小泉進次郎青年局長は国会議員33人を率いて、海外研修のため、台湾に向けて
出発しました。秋の人事を前に、党内に存在感を示せるかが焦点です。
自民党・小泉青年局長:「あの青年局の台湾訪問が新たな日台関係の扉を開いたなと、
そう思って頂けたら良いですね」
自民党では、日本政府と国交のない台湾との交流を青年局が担当してきました。ただ、
これまで10人前後だった国会議員の参加者は33人と過去最多です。小泉局長は、馬英九総
統や李登輝元総統と尖閣問題や中国との関係について意見交換を行います。
今回の研修について、参加議員は「秋の人事を前に、存在感を示す場にもなる」と強調
しました。台湾との関係強化とは裏腹に、党内からは小泉局長の発言権の強化につながる
のではという声も聞こえてきそうです。