栄」5月号(第37号)を発送いたしました。
今号では、李登輝元総統が政治に関するこれまでの歩みと人生において会得した心得などを縦横
に説かれた「台湾の主体性を確立する道」を掲載しています。約8,000字に及ぶこの論考は読み応
えがあります。
また、中国の軍事的台頭の具体的戦術である「サラミ・スライス戦術」にアメリカも日本も的確
な対応をなし得ていない現状に対し、本会は3月に政策提言「新たな対中戦略の策定を急げ─『サ
ラミ・スライス戦術』で勢力圏の拡大を図る中国」を発表、すでに全会員に配布していますが、事
の重要性に照らし改めて掲載しています。
さらに、中国が創設しようとしているアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、国際政治
学者の藤井厳喜氏に、その問題点について「巻頭言」で執筆いただきました。
巻頭エッセイ「台湾と私」は、3月に台湾の玉山社から詩集『故郷のひまわり』を出版された王
明理さんに、タイトルもそのまま「故郷のひまわり」と題し、執筆の動機やひまわり学生運動の意
義などを執筆いただいています。下記に別掲でご紹介します。
今号の目次は下記の通りです。本会ホームページでは、目次をはじめ、☆印のついた記事をPD
F版でご覧になれるよう掲載しています。
◆日本李登輝友の会ホームページ「機関誌『日台共栄』」
http://www.ritouki.jp/index.php/info-cat/magazine/
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機関誌「日台共栄」5月号 目次(☆=ホームページ掲載)
【巻頭言】アジアインフラ投資銀行に参加すべからず●藤井厳喜
☆台湾と私37 故郷のひまわり●王 明理
台湾の主体性を確立する道●李 登輝
☆2015政策提言「新たな対中戦略の策定を急げ」●日本李登輝友の会
新副会長に川村常務理事、新常務理事に辻井理事─第13回総会●本誌編集部
台湾の平和中立宣言について●小田村四郎
☆台湾の中立化主張は有害無益●川村純彦
☆満開の河津桜を堪能した桜ツアー●柚原正敬
☆台湾への修学旅行が三位に大躍進●本誌編集部
支部だより●群馬・千葉・熊本・北関東ブロック会議
事務局だより─台湾と叙勲・ライチとマンゴーのご案内
編集後記
日台共栄写真館 平成27年1月31日・4月25日 第21回・第22回の台湾セミナー