年連続で台湾修学旅行を実施した。2年生97名が参加しているという。苗栗県の建台高校との交流
では、台湾側はダンス部による演技を披露、日本側は軽音楽部の演奏と、有志生徒によるダンスと
歌唱が行われ、おおいに盛り上がったという。中央通信社が伝えているので下記に紹介したい。
本会にも台湾修学旅行についての問い合わせが少なくない。本会の斡旋により、静岡県の有名進
学校が12月に初の台湾修学旅行を実施する。高校2年生や引率教師など総勢320名が参加する。バス
8台だ。
今年の3月には岡山県の岡山学芸館高校がやはり本会の斡旋により、3年連続となる台湾修学旅行
を実施し、来年3月にも実施予定だ。
すでに本誌では何度も伝えてきたが、日本の高校も中学校も、修学旅行は中国よりも台湾の方が
すでに上回っている。文部科学省が発表している国・地域別の修学旅行調査(高等学校等における
国際交流等の状況について)は現在、平成25年度分をまとめている最中だそうで、その調査結果を
楽しみに待ちたい。
奈良の高校生ら修学旅行で台湾訪問 水餃子作りなどで交流深める
【中央通信社:2014年11月18 日】
(台北 18日 中央社)関西中央高校(奈良県)の生徒97人らが16日、修学旅行のために訪台し、
17日には建台高校(苗栗県)で歓迎会が開かれたほか、夜には台湾側の生徒の家庭を訪問して食事
をとるなどして交流を深めた。台湾の複数メディアが伝えている。
関西中央高が建台高を訪問するのは今回で3年目。建台高も国際的視野を深め、異文化理解の増
進のために3年連続で日本への修学旅行を実施している。
建台高の生徒らは日本語で台湾の風土を紹介したり、ダンスを披露するなどしたほか、書道体験
や水餃子作りを通じて触れ合った。
水餃子のほかにパイナップルケーキを準備してもてなしたと話す建台高の女子生徒は、日本の生
徒に会えて嬉しいと語り、来年は日本に行ってみたいと期待を寄せた。
(編集:齊藤啓介)