国際競争力は台湾が104ヶ国中4位で日本は9位

中国は昨年の44 位から46位に降格

 <国際競争力>日本は9位 10年ぶりにトップ10復活
 【毎日新聞 10月13日】

 【ジュネーブ大木俊治】世界の主力企業を会員とする民間研究機関「世界経済
フォーラム」は13日、04年版の世界競争力報告書を発表した。日本は経済の
回復を反映して昨年の11位から9位に浮上し、94年以来10年ぶりにトップ
10に復活した。
 報告書は主要経済指標や世界のビジネス指導者8700人へのアンケートなど
をもとに104カ国・地域の国際競争力をランキングした。日本は技術力や民間
企業の競争力が高く評価されたものの、財政赤字や銀行経営の不健全さ、法人税
の高さなどがなお順位を下げる要因になっている。
 上位3カ国は昨年と同じで1位フィンランド、2位米国、3位スウェーデンの
順。アジアでは台湾が4位、シンガポールが7位に入った。
 中国は、マクロ経済環境の安定性が評価されたものの、銀行制度の不透明さや
官僚機構の非能率などが影響し、昨年の44位から46位に順位を下げた。



投稿日

カテゴリー:

投稿者: