台湾研究フォーラム第66回定例会のご案内

講師は張茂森氏(台湾紙『自由時報』駐日特派員)

 台湾メディアの駐日特派員で作る「中華民国駐日記者会」は20年ほど前に設立
されていますが、「中国(中華民国)」と名乗ることで中国メディアの記者会と
誤解されやすいとのことで、去る8月7日、「駐日台湾媒体特派員連誼会」と改称
しています。これは、全メンバーの投票で決定したそうですが、発議したのは会
長をつとめる張茂森氏でした。これもまた台湾正名運動の一環といえます。
 台湾研究フォーラム(永山英樹会長)の10月定例会では、この張茂森氏を講師
に招き、2期目に入って後がない陳水扁政権の現状と、憲法制定など今後の展望に
ついてお話しされるそうです。現役バリバリの新聞記者、それも日台問題に精通
する古参記者ならではの講演です。12月11日には日本にも少なからず影響する立
法委員選挙もありますので、その最新情報も聞けるそうです。ふるってご参加く
ださい。
 因みに、台湾研究フォーラムは今年1月から陣容を入れ替え、平成7年(1995年)
1月にこのフォーラムを設立した柚原正敬代表が顧問となり、事務局長だった永山
英樹氏が新会長に就任しています。現執行部のメンバーは以下のとおりです(敬
称略)。
 会長:永山英樹(著述業)、副会長:猪鼻嘉行(公認会計士)、片木裕一(会
社役員)、事務局長:古市利雄(日本李登輝友の会理事)、事務局次長:薛格
 芳(明星大学大学院生)
                               (編集部)


■講 師  張 茂森氏(「自由時報」東京支局長)
■テーマ  二期目の陳水扁政権と台湾政局の展望

張 茂森(ちょう・もしん) 1948年(昭和23年)、台湾・嘉義県生まれ。72年、
国立台湾師範大学卒業。「台湾日報」入社。74年、「中国時報」政治部記者、79
年、京都大学に留学、比較社会教育を研究。82年、「台湾日報」東京支局長。96
年から台湾最大発行部数(120万部)を誇る「自由時報」に移り、東京支局長とし
て現在にいたる。在日通算24年。日本の新聞や雑誌にも多数の論考を発表し、コ
ラムニストとしても活躍。駐日台湾媒体特派員連誼会会長。主な著書に『台湾の
戦略−逆襲するドラゴン』(DHC出版事業部)『[奥姆帝國]殺戮黙示録』(台
湾日報社)など。共著として『台湾二千万人の選択−統一か独立か、李登輝総統
の改革とその将来』(漢文版=台湾日報社、日本語版=面影橋出版)、『運命共
同体としての日本と台湾−ポスト冷戦時代の国家戦略』(展転社)など。


■日 時  10月2日(土) 午後5時45分〜8時30分
■会 場  文京シビックホール3F 第1会議室 (TEL 03-5803-1100)
      【交通】東京メトロ 丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩2分(直接
          連絡)
          都営 三田線・大江戸線「春日駅」徒歩3分(直接連絡)
          JR総武線「水道橋駅」徒歩10分
■参加費  会員:500円 一般:1,000円
      [年会費:2,000円(会場で受け付けます)]
■懇親会  定例会終了後、会場近くにて(社会人3,000円 学生1,000円)
■申込み  準備の都合上、出席者はできるだけ事前申し込みを。
      (10月1日17時まで) 
      Eメール⇒taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
      FAX ⇒03−3626−1520(片木)
■問合せ  090−4138−6397(永山)
      〒130-0011 東京都墨田区石原1-28-12-1001号

■台湾研究フォーラム第66回 参加申込書

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 定例会 懇親会
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