9月4日、台湾では、使用済みの揚げ油やグリース・トラップ(厨房排水中の油脂を分離する装
置)にたまった油脂などの廃油から作った違法な再利用油(日本語表現では「下水油」、台湾では
「地溝油」)が食用油として出回っていたことが判明、大規模な回収や廃棄騒ぎになっている。
置)にたまった油脂などの廃油から作った違法な再利用油(日本語表現では「下水油」、台湾では
「地溝油」)が食用油として出回っていたことが判明、大規模な回収や廃棄騒ぎになっている。
交流協会台北事務所も下記のような「注意喚起」を出さざるを得なかったようだ。緑豆沙餅で有
名な基隆の李鵠餅店や太陽餅で有名な台中の太陽堂、「味全」や「味王」「奇美食品」といった大
手の食品会社も使用しており、衝撃は台湾全土のみならず香港にも及んでいるという。
台湾の食用油問題に関する注意喚起
【交流協会台北事務所:2014年 9月 9日】
先週、台湾当局は、使い古された油等を再利用した油を食用油製造企業に販売していた国内業者
を摘発し、問題のある油を回収する一方、8日、食品薬物管理署は、住民に対して、悪質な油を使
用した製品についての注意喚起を行っています。
下記ウェブサイトに問題の油と関係する製造業者・飲食店名、食品名、事業所在地等記載されて
います(208品目)ので、皆様のご参考までにお知らせします。
【参考ウェブサイト】
○食品薬物管理署:http://www.fda.gov.tw/TC/site.aspx?sid=4093