【10月18日 な〜るほど・ザ・台湾 最新ニュースヘッドライン】
【宋楚瑜氏が台北市長選挙に出馬宣言】
親民党の宋楚瑜・主席は17日、自著の「寧ろ劉銘伝たれ」新書発表会で今年12月に行わ
れる台北市長選挙に立候補することを明らかにした。1期だけ務め、台北市を模範都市にす
ると宣言した。
立候補に当たり、親民党主席職は辞任し、無所属の超党派候補として戦う。旗やのぼり
は掲げず、大型の決起集会も開かない。主席職は張昭雄・副主席が代行する。
宋氏は出馬宣言と同時に馬英九・国民党主席に対する非難を開始し、国民党から立候補
する［赤におおざと偏］龍斌氏を「陳政権の閣僚となったことがある。人のよい馬パパに
頼っているだけだ。ブルーとグリーンの党派政治を打破しなければならない」とぶち上げ
た。
発表会に居合わせた王金平・立法院長は宋氏の政治的力量を褒め称えたが、本会議を理
由に早めに退場した。
【台北市長選挙、候補者が出揃う】
年末に行われる台北市長選挙の立候補者登記が始まり、吉日の17日に国民党の［赤にお
おざと偏］龍斌、民進党の謝長廷、台湾団結連盟の周玉傷、無所属統一派の李敖、及び出
馬宣言をしたばかりの宋楚瑜の5人の立候補者が無事、登記を済ませた。ブルー陣営とグリ
ーン陣営ともに分裂選挙となり、候補者が乱立した。
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