が、今度は化粧品産業で日台の団体が初めて連携協定を結んだという。
佐賀県唐津市では化粧品産業の拠点づくりを目指す「唐津コスメティック構想」を進めていて、
台南市において8月5日、唐津市に事務局を置く一般社団法人「ジャパン・コスメティックセンター
(JCC)」と、台湾の化粧品産業団体「タイワン・ビューティーバレー(TBV)」と連携協定
を締結した。
「タイワン・ビューティーバレー」との協定締結は、フランス(Cosmetic Valley)、イタリア
(Polo Tecnologico dela Cosmesi)、スペイン(Beauty Cluster Barcelona)に続く海外4団体目
となり、アジアでは初めてだという。
◆唐津コスメティック構想
http://www.city.karatsu.lg.jp/sangyo/sangyo/cosmetic/index.html
唐津コスメ構想 台湾団体と連携協定
【佐賀新聞:2016年8月11日】
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/343528
■アジアへの展開模索
化粧品産業の拠点づくりを目指す唐津コスメティック構想で、唐津市に事務局を置く一般社団法
人「ジャパン・コスメティックセンター(JCC)」は5日、台湾・台南市で、台湾の化粧品産業
団体「タイワン・ビューティーバレー(TBV)」と連携協定を締結した。
協力関係を構築し、相互の輸出入、製造受託、研究開発で連携し、巨大市場の中国、成長するア
ジア市場への展開などを模索する。JCCと海外団体との協定締結はフランス、イタリア、スペイ
ンに次ぎ4団体目で、アジアでは初めて。
調印式で山崎信二JCC代表理事が「両地域にとってWIN−WINとなる戦略的なプロジェク
トを進めたい」と述べ、TBV側は「協力して中国大陸や他の国々へ展開していきたい」と応え
た。坂井俊之唐津市長が立会人を務めた。
調印式に先立って3、4日には台北市で両会員企業による商談会が開催され、日本から企業9社と
大学1校、台湾からは約20社が参加。事前のすり合わせもあり、日本企業は各社とも契約への手応
えがある案件が複数あったという。