保守団結の会が下村政調会長に日台交流基本法制定など7項目の決議を手交

 菅義偉首相は4月4日、フジテレビの報道番組に出演し、台湾を巡る情勢は「日本にとって重要だ」との見解を示し、来る4月16日にはバイデン大統領と初の首脳会談が開かれ、その共同文書では「台湾海峡の平和と安定」の重要性が確認されると報じられている。

 そのような折、自民党の国会議員でつくる「保守団結の会」(共同代表:高鳥修一、城内実、赤池誠章)は4月6日、同会が3月24日に開いた勉強会において採択した「日台友情の更なる深化に向けた決議」を下村博文・自民党政調会長に手渡した。

 「日台友情の更なる深化に向けた決議」には、李登輝元総統ご生誕日の1月15日を「日台友情の日」にすることや、本会提案の「日台交流基本法」の制定など7項目にわたっている。

 ちなみに、下村政調会長は文部科学大臣の折の2015年7月22日、来日された李登輝元総統の衆議院第一議員会館における講演会を開催した「李登輝先生の講演を実現する国会議員の会」発起人(40人)の一人。控室で膝を突き合わすように李登輝元総統と親しく話していた。このご来日は、本会とこの国会議員の会が招聘した。

 下記に産経新聞の記事を掲載するとともに、本会ホームページに掲載する3月24日の保守団結の会勉強会の模様をご紹介したい。

◆自民党の「保守団結の会」が日台関係基本法制定などを求める「決議」を採択 http://www.ritouki.jp/index.php/info/20210329/

—————————————————————————————–自民「保守の会」 日台関係深化へ決議申し入れ【産経新聞:2021年4月6日】

https://www.sankei.com/article/20210406-FEGFAH4JMRPNVB7UOYC26ZV2XA/写真:台湾との関係深化を目的とした「日台交流基本法」の制定などを求める決議を申し入れる自民党有志議員=6日、   自民党本部

 自民党の高鳥修一衆院議員ら保守系の有志議員でつくる「保守団結の会」は6日、下村博文政調会長と党本部で面会し、台湾との関係深化を目的とした「日台交流基本法」の制定などを求める決議を申し入れた。

 決議は、自民党と台湾の与党、民主進歩党が外交や経済について定期的に協議の場を持つことや、昨年死去した李登輝元総統の誕生日である1月15日を「日台友情の日」として行事を行うことなど7項目にわたる。

 下村氏は「台湾問題は決して人ごとではない」と応じ、党外交部会に決議を伝達する意向を示した。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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