平成16(2004)年10月の第1回から今年11月の第16回まで開いてきた本会の「台湾李登輝
学校研修団」では、第1回から欠かさずご講義いただいているのは黄昭堂先生だけだった。
台湾李登輝学校研修団の卒業生でつくる「李登輝学校日本校友会」の天目石要一郎(あま
めいし・よういちろう)理事長からも弔文が寄せられた。
学校研修団」では、第1回から欠かさずご講義いただいているのは黄昭堂先生だけだった。
台湾李登輝学校研修団の卒業生でつくる「李登輝学校日本校友会」の天目石要一郎(あま
めいし・よういちろう)理事長からも弔文が寄せられた。
弔 文
黄昭堂先生の突然の訃報に接し、にわかに信じられない思いと深い悲しみを覚え、心か
らのお悔やみを申し上げます。また、先生には悲願であった台湾独立を見ていただきたか
ったとの思いがつのり、運命の非情さを感じております。
黄昭堂先生は、台湾独立を見る事なく旅立たれてしまいましたが、先生は大きな体と行
動力で、台湾と日本両国の固い絆をつくり、架け橋となられた、まさに巨人でありました。
私たちが訪台すると、いつも、心から歓待してくださりました。そして、明るい笑顔で、
台湾と日本、東アジアの未来を語られ、私たちは、大変勇気付けられました。先生のお話
をうかがうたびに、台湾や日本の未来に対して、心の中に希望の灯がともるようでした。
先生は旅立たれましたが、風雪吹きすさぶ政治情勢の中で、先生が苦労して作られた台
湾と日本両国の絆をより深めてゆきたいと思います。そして、これからも台湾国独立と日
本の未来のために見守っていていただきたいと思います。
心からのご指導、ありがとうございました。
平成23年11月18日
李登輝学校日本校友会 理事長 天目石 要一郎