の中学校(北部中学校、永明中学校、長峰中学校、東部中学校)が早ければ来年1月にも台湾・高
雄市の4つの中学校と姉妹校を結ぶとお伝えした。
1月26日、東部中学校と新興高級中学(中高一貫校)、長峰中学校と五福国民中学が姉妹校を提
携した。また本日(1月27日)、永明中学校と国昌国民中学、北部中学校と光華国民中学が調印式
を行うという。心から祝意を表し、その記事を下記にご紹介したい。
なお、文部科学省によれば、日本の中学校で台湾の中学校と姉妹提携しているのは公立:2校、
私立:13校、国立:1校の16校(平成23年度調査)。オーストラリアの162校やアメリカの145校、
韓国の78校、中国の68校に比してまだまだ少ないものの、日本から台湾へ修学旅行に行く中学校や
高校は確実に増えている。今後の進展に期待したい。
茅野市と台湾高雄市 中学の姉妹校提携
【長野日報:2015年1月27日】
茅野市と台湾高雄市の各4中学校が結ぶ姉妹校提携で、「東部中と新興高級中(中高一貫校)」
「長峰中と五福国民中」が26日、それぞれに提携書に調印して交流事業をスタートさせた。27日は
永明中(茅野市)と北部中(同)で調印式があり、それぞれに国昌国民中(高雄市)、光華国民中
(同)との間で姉妹校となる。
このうち、東部中には新興高級中の生徒や関係者30人余りが来校し東部中1年生約150人の出迎え
を受けた。
体育館で開いた調印式で、東部中の五味康剛校長は「1年生と中学校生活を体験し、お互いの中
学校の情報を交換して関係を深めて。両校にとって意義ある体験にしてほしい」と歓迎のあいさ
つ。新興高級中の江春仁校長は「台湾では見られない雪景色を見られてうれしい。いい関係の素晴
らしい交流になると思う」と期待した。
生徒たちが見守る中、両校長 がステージ上で提携書に調印し、プレゼント交換をしては生徒た
ちに披露した。東部中生徒は、吹奏楽演奏や校歌で歓迎の気持ちを表した。
生徒を代表し東部中1年の志鷹杏美さんが「日本での中学生生活の体験を楽しんで」と、新興高
級中の中学2年の劉安禎さんは「両校の友情に期待している」と、新しい友人と最初のメッセージ
を交わした。
新興高級中の生徒たちは、日本の授業の様子を見学し給食を味わった。同中の高校2年、黄蓁さ
んは「東部中学校の校歌を聞いて、歌詞は分からなかったけどメロディーが素晴らしかった」と姉
妹校の印象を話した。