壇」代表の蔡焜燦(さい・こんさん)氏ら4人が受章されました。おめでとうございます。心から
お祝い申し上げます。
・廖一久 旭日中綬章(中央研究院院士)77歳
・呉金璞 旭日小綬章(元国際剣道連盟副会長)90歳
・蔡焜燦 旭日双光章(台湾歌壇代表)87歳
・鄭正秀 旭日双光章(兵庫県肢体不自由児者協会理事長)70歳
産経新聞は「きょうの人」欄で蔡焜燦氏を取り上げ「蔡焜燦さん 旭日双光章に輝いた台湾歌壇
代表─司馬遼太郎ガイド役『愛日家・老台北』」と題し、蔡先生の晴れやかな笑顔の写真を掲載
し、「台湾で短歌を通じた日本文化を紹介し続け、対日理解の促進に寄与した」という受章理由を
紹介するとともに、自らを「愛日家」と称していることや、「日本人を会食に招く機会も多く、若
い日本人には短歌、俳句をはじめ日本文化、歴史に関する博覧強記ぶりを披露してやりこめた後、
『食事の礼として、君は祖国を愛しなさいと語る』など、その人となりを紹介しています。
蔡先生にはこれまで本会の日本李登輝学校台湾研修団(略称:李登輝学校研修団)の講師をつと
めていただいたり、本会の台湾側カウンターパートである李登輝民主協会理事長だったこともあ
り、よくお電話をいただいています。
実は昨日もお電話をいただきました。新刊書の話などをしていたのですが、突然なんの脈絡もな
く「今度生まれてくるときも、やっぱり台湾人がいいな」と言われたのでいささか驚きました。蔡
先生は愛日家でもあり愛国者でもあり、祖国台湾を心から大切にしています。
なお、台湾の4人は平成24(2014)年秋の叙勲以来で、ドイツ(7人)、米国(6人)に次ぐ3番目
です。インドネシア(3人)や韓国(3人)より多く、親日台湾を印象づける受章となったようです。
ちなみに、平成24(2014)年秋の叙勲では、蔡先生の前任者の鄭埌耀先生が元台湾歌壇代表
として旭日双光章を受章されています。
今年の春の叙勲では、2005年7月から3年間、交流協会台北事務所代表をつとめられた池田維(い
けだ・ただし)氏が元駐ブラジル大使として瑞宝重光章を受章されています。