んと秋田県スキー連盟と台湾スキー協会で友好協定を結んだ。恐らく日本初のことだろう。
秋田県の佐竹敬久知事は8月18日からトップセールスのため訪台、同道した仙北、北秋田、横手
の各市長らと立ち会い、この友好協定を締結した。
秋田放送によれば、佐竹知事は「岩手にはスキー客がチャーター便で入っているので秋田にも呼
び込みたい。台湾ではなじみのないスポーツなので、観光業者ではなく、スキー協会と協定を結び
スキー客の誘致につなげたい」と話しているという。
ちなみに、台湾にも雪は降り、スキー場もある。オリンピックにも出場している。1972年に札幌
で開かれたアジアで初めての冬季オリンピックに8人の選手を送っている。
詳しくは、一昨年に出版され、第18回小学館ノンフィクション大賞を受賞した河野啓(こうの・
さとし)著『北緯43度の雪─もうひとつの中国とオリンピック』(小学館、2012年1月)をご参照
いただきたい。
◆秋田放送:台湾からの観光客誘致でトップセールス[2014/8/18] http://www.news24.jp/nnn/news8617067.html
台湾スキー協会と友好協定 県内への誘客狙う
【秋田さきがけ:2014年8月19日】
県スキー連盟(佐藤健一郎会長)は19日、スキーを通じた交流を促進しようと、台湾スキー協会
と友好協定を結んだ。台湾ではスキーが冬季の人気スポーツになりつつあり、県スキー連盟や県
は、県内スキー場への誘客につなげたい考えだ。
協定締結式は台北市の体育ビルで行われ、佐藤会長と台湾スキー協会の林廷芳副理事長が協定書
に署名。佐藤会長は「協定締結を契機に、交流を一層深めたい」と話した。
訪台中の佐竹敬久知事や仙北、北秋田、横手の各市長らも同席した。協定では、スキーを通じた
交流促進に関する取り組みを積極的に進めるとしている。佐竹知事らはこの日、台湾の航空会社も
訪れ、秋田―台北のチャーター便を秋以降に運航するよう要請した。