親善、友好および協力関係を促進するため姉妹団体を締結しました。
調印式には、今年で5回目となる本会の「役員・支部長訪台団」(団長:梅原克彦・常務理事、
副団長:辻井正房・常務理事)の参加者15名と、黄天麟・会長をはじめとする台日文化経済協会の
役員や会員など25名が臨み、呂昌平・秘書長の司会の下、黄会長と小田村四郎会長名代の梅原常務
理事が「姉妹団体の締結に関する協議書」の漢文版と日本文版に調印しました。
本来ですと、調印式には李登輝元総統にお立会いいただく予定だったのですが、お伝えしたよう
に軽い脳梗塞のために入院中でご臨席は叶わなかったものの、下記に紹介する本会ホームページ
「お知らせ」で報じているように、懇篤なメッセージを頂戴しております。また後日、李元総統に
は立会人としてご署名いただけるとのことです。
台日文化経済協会は1952年(昭和27年)7月に設立され、日本との交流を続ける台湾でもっとも
長い歴史を有する団体で、1989年(平成元年)に日華親善協会全国連合会(平沼赳夫会長)と姉妹
提携しています。ご存じのように、本会とは河津桜の寄贈を通じて交流しはじめ、その後、桜ツ
アーや「役員・支部長訪台団」などで交流を深めてまいりました。
調印式では黄天麟会長から、本会が提案している日本版台湾関係法の早期制定を望みたいとのお
言葉をいただきましたが、今後、台日文化経済協会から日本にその早期制定の要望書を提出してい
ただくことも含め、河津桜の寄贈などを通じてよりいっそう交流を深め、日台の絆を強くしてまい
る所存です。
ちなみに、本会が台湾の団体と姉妹提携するのは2010年(平成22年)10月15日に蔡焜燦・理事長
(現在は名誉会長)の李登輝民主協会に続き2団体目です。
本年は日本が台湾を割譲された下関条約から120年の節目の年。この記念すべき年に、本会と台
日文化経済協会の姉妹提携が執り行われたことも奇しき因縁と言えるかもしれません。
◆台日文化経済協会
http://www.tjcea.org.tw/
◇ ◇ ◇
4日、本会は台日文化経済協会と姉妹締結しました
【本会ホームページ「お知らせ」:2015年12月5日】
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20151205/
写真:調印式を終え握手する梅原克彦団長(右)と黄天麟会長
本会は12月4日夜、台北市内のホテルで台日文化経済協会(黄天麟会長)と姉妹締結の調印式を
執り行いました。
調印式に先立ち、本来であれば立会人として出席する予定だったものの、体調不良により欠席と
なった李登輝総統からのメッセージが代読され、「台日文化経済協会は、台湾でもことのほか長い
歴史を有する日台交流団体であり、今般、日本李登輝友の会との姉妹締結が調印されることで、両
団体が今後よりいっそう日本と台湾の心と心の絆が深まるよう寄与してくださることを願っており
ます」などと述べられた。
調印式では、本会の小田村四郎会長の名代として、役員・支部長訪台団で訪台中の梅原克彦団長
(本会常務理事)と黄天麟・台日文化経済協会会長が日本語と中国語の締結書にそれぞれ署名・調
印した。
本会と台日文化経済協会とは、その歴史に50年の開きがあるためか、日本側からは「姉妹締結で
はなく親子締結のようなもの。日台交流団体の先輩として教えを請うとともに、パートナーとし
て、今後も引き続き手を携えて行きたい」などと挨拶が寄せられた。