【祝】 日台の医療機関が高齢者医療研究に関わる包括的連携協定を締結

 10月18日、日本の国立長寿医療研究センター(愛知県大府市森岡町)と東京都健康長寿医療センター(東京都板橋区栄町)は、台湾で高齢・健康整合研究センターを構成する台北栄民総医院、陽明交通大学、国家衛生研究院の3機関と、高齢者医療研究に関わる包括的連携協定を締結しました。

 この包括的連携協定は、老年医学や老化科学の研究での連携を通じ、最先端の研究成果を地域社会に還元するとともに、日台の高齢者の健康福祉の向上を図ることを目的にしているそうで、東京都健康長寿医療センターで行われた調印式には、台湾から台北栄民総医院、陽明交通大学、国家衛生研究院の代表者が出席したそうです。

—————————————————————————————–台湾と日本の研究機関、高齢者医療研究で協力 双方の健康福祉向上目指す【中央通信社:2023年10月19日】https://japan.focustaiwan.tw/society/202310190002

 (台北中央社)台湾の研究機関、高齢・健康整合研究センターを構成する台北栄民総医院など台湾の3機関は18日、日本の国立長寿医療研究センター(愛知県)、東京都健康長寿医療センター(東京都)と高齢者医療研究に関わる包括的連携協定を締結した。老年医学や老化科学の研究での連携を通じ、最先端の研究成果を地域社会に還元するとともに、台日における高齢者の健康福祉の向上を図る。

 高齢・健康整合研究センターを構成するのは台北栄民総医院の他、陽明交通大学、国家衛生研究院。締結式が同日、東京都健康長寿医療センターで行われ、台湾からも3機関の代表者が出席した。

 台北栄民総医院が同日発表した報道資料によれば、台日間での老年医学研究の協力は2015年に始まった。今回は新たに東京都健康長寿医療センターが加わり、研究の幅がさらに広がる。また今回の協定の下、人材交流や学生交換を強化する他、双方が共に関心を抱く課題について研究費を申請し推進していくとした。

(曽以寧/編集:田中宏樹)※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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