今回の「2013日台観光サミットin三重」に合わせ、5月31日、鳥羽水族館と台湾の花蓮遠
雄海洋公園が姉妹館提携の調印式を行った。日台の水族館同士の姉妹提携はおそらく初め
てではないだろうか。この記事を地元の「伊勢新聞」から紹介したい。
雄海洋公園が姉妹館提携の調印式を行った。日台の水族館同士の姉妹提携はおそらく初め
てではないだろうか。この記事を地元の「伊勢新聞」から紹介したい。
鳥羽水族館と台湾の海洋公園 姉妹館提携結ぶ
【伊勢新聞:2013年6月1日】
http://www.isenp.co.jp/news/20130601/news02.htm
写真:友好協議書に調印し、握手を交わす仲野社長(右)と呉総経理(左)=鳥羽市鳥羽3
丁目の鳥羽水族館で
【鳥羽】鳥羽市鳥羽3丁目の鳥羽水族館(仲野千里社長)は31日、台湾の花蓮遠雄(かれん
えんゆう)海洋公園(呉方榮(ごほうえい)総経理)と姉妹館提携を結んだ。日台観光サミ
ットに合わせた取り組みで、技術研究▽飼育生物の繁殖や展示などを目的とした生物の交
換▽職員間交流―などを盛り込んだ協議書を締結した。
同水族館であった調印式には、仲野社長や呉総経理のほか、台湾交通部観光局の謝謂君
(しゃいくん)局長や石垣英一副知事など日台双方から関係者11人が参加。仲野社長と呉
総経理が協定書に調印し、仲野社長は「提携による相互交流が、飼育技術の向上と優れた
展示につながることを期待している」とあいさつした。
呉総経理は、同海洋公園が昨年、同水族館の助言を受けて台湾で初めて人工飼育下でオ
ウムガイのふ化に成功した事例を紹介し、「技術交流を通じて日台双方の提携に新しく力
を注げることを願う」と話した。
同水族館と同海洋公園は、平成16年にアフリカマナティの飼育方法の情報交換をきっか
けに交流を開始した。日台観光サミットを機に関係をより深めるため、姉妹館提携を結んだ。