から2年後の東北に向けて」のイベントを開催し、その前日の3月9日には、名古屋を拠点に
活動している「NGOアース」も、昨年に続いて東日本大震災への台湾からの支援に感謝を伝
えようと台北でゴミ拾い活動を行った。中央通信社の記事を下記にご紹介したい。
日台の将来をになう青年たちのこのような気持ちは、必ずや実を結ぶ日がくると確信し
ている。すでにそれは、野球の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の応
援でも現れている。
本会青年部は3月9日、台湾代表とキューバ代表の試合が行われた東京ドームの周辺で、
台湾代表を応援する皆さんに震災支援の感謝の気持ちをこめた応援ペーパーをお渡ししま
した。なんと2000枚も用意した応援ペーパーは試合開始前までになくなった。
実はチラシ配布を経験した方なら容易にわかるが、2000枚のチラシを受け取ってもらう
というのは、通常なら2日くらいかかる。しかし、3時間くらいで瞬く間になくなってしま
った。日台双方でいかに関心が高いかを如実に示している。相思相愛の日本と台湾ならで
はの現象だろう。
日本の“戦隊ヒーロー” 再びゴミ拾いで「謝謝台湾」
【中央通信社:2013年3月10日】
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201303100004
(台北 10日 中央社)戦隊ものの“5色レンジャー”のような衣装に身をつつみゴミ広い
などを行う「NGOアース」(名古屋市)が9日、東日本大震災への台湾からの支援に感謝を
伝えようと、昨年に引き続き台北でゴミ拾い活動を行った。小学校に現れた100人あまりの
ヒーローに、多くの人が拍手を送った。
NGOアースは昨年、巨額の義援金と力強い励ましをくれた台湾にお礼がしたいと、震災か
ら1年を迎えるのを前に来台し、台北市街地でのゴミ拾いや宜蘭県での田植えボランティア
などを行った。今年は、自分達の手で街をきれいにすることに共感した台湾の人たちも加
わり、昼過ぎに小学校に集まった一行(=写真)は、市内の夜市や駅などに向かいながら
一路ゴミ拾いを続けた。
協力したフォトグラファーの辻将之さんは、台湾の人々に宛てて綴られた被災者からの
感謝メッセージを1000枚以上の写真に収めてきた。12日までの間、台北メトロの駅出口な
どで被災地の写真を紹介するという。