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お見舞いと激励のメッセージ 大地震の日本を訪れる決意 阮 美[女朱]

このたびの東日本大震災では、本会にもお見舞いや励ましのメッセージがたくさん届い
ています。その中からご紹介しています。今回は、周りの反対を押し切って台湾から来日
された阮美[女朱](げん・みす)さんから、昨日いただいた激励のお便りをご紹介しま
す。阮さんの日本に寄せられるお気持ちが痛いほど伝わってきます。

 なお、阮さんは今月27日に開く本会総会の懇親会に来賓として出席されます。ちなみ
に、阮さんのプロフィールは下記のとおりです。

1928年、台湾・屏東県生まれ。台北州立第三高等女学校を卒業。1947年、結婚後ほどなく
二二八事件で父・阮朝日氏が拉致される。その後、音楽講師、ドライフラワーの講師など
の一方、二二八事件および阮朝日氏に関係する資料の収集や事件の真相究明に努める。
2002年、故郷に「阮朝日二二八記念館」を設立。二二八事件の真実を歴史にとどめるた
め、また広く知らせるため、テレビ、ラジオ、新聞、講演などを通じて発言している。講
演は台湾ばかりでなく、日本やアメリカ、カナダでも行っている。二二八事件に関連した
著書としては、李登輝元総統が序文を書かれた『台湾二二八の真実─消えた父を探して』
(まどか出版、2006年)、『漫画 二二八事件』(まどか出版、2006年)などがある。

 本誌ではできるだけ多くのメッセージをご紹介してまいりたいと思っています。激励や
お見舞いのメッセージをお寄せいただければ幸いです。

■ 日本李登輝友の会メールアドレス
E-mail:info@ritouki.jp


大地震の日本を訪れる決意 阮 美[女朱]

3月11日、台湾時間午後4時30分、何気なしにTVをつけた私は信じられない恐ろしい光
景を目の当たりにした。

それは、岩手・宮城・福島と、私とゆかりのある第二の故郷ともいうべき地域が次々と
未曾有の恐怖に襲われていた。数日後、白河の地名を見た時、私は涙が溢れ、血の気を失
うまでのショックを受けた。白河は、日本李登輝友の会の林慎平さんが福島大学にいた父
の為に私を招いて盛大な歓迎会をしてくれた所でした。その広大な美しいつつじの庭園、
私の泊まった別荘だったのです。

3月の日本旅行は去年の年末から計画。それは充分に健康に気をつけて努力しているにも
かかわらず、私の歩行状態は快方には向かっていなかった。晴れのちくもりという状態で
不安を感じていたのです。

歩けるうちに、日本の親友、支持者、小学校の同窓生、私を姉として慕ってくれる弟や
妹たちに健康な身体で会いたい。そして3月は東京、4月は大阪と台湾の全てのスケジュー
ルを調整し、2回に分けて会う計画だったのです。

3月8日〜3月13日まで『台湾記』の著者、広瀬勝さんが滞在するので15日の松山−羽田往
復のチケットを取りました。その直後、17日に李登輝夫人の昼食会を行うとの知らせがあ
り、私も出席することになり、日本発への予定を18日に延期しました。その間、TVから
は連日、絶望に近いニュースが流れていました。

NHKや台湾全国の報道は、原発による被曝、放射能の拡散、画面からは真っ黒い津波
が海獣のように襲いかかり死の濁流、一日中、火の海になっていて、私が旅した地名が
次々とTVに映し出され、死者、行方不明者、負傷者、避難所の場面が、台湾全土を恐怖
のどん底に陥れている。父が学び過ごした福島、父が旅した八戸・東北、母と新婚旅行に
行った仙台・盛岡、それらが消えてゆく。

そのさなか、私の赴日が日一日と近づいてくるにつれ、4人の子は必死に阻止しようと懇
願し、周囲の反対も強くなっていた。だが東京の友人とも電話が通じず、私は眠れず……。

不安な生活を送るよりは、被災地には行かれないが東京に行けば救済活動のニュースも
わかると思い、99%行く決心をした。228事件による台湾人虐殺の惨状、第二次世界大戦の
空襲を経験し、84歳まで生きてきた私には、恐ろしさはなかった。

キャンセルできなかったチケットも、旅行会社からは「前日でもキャンセルするので行
くな」とまで言われたが、私は決心した。父が生きていたら、おそらくこの大震災に財産
の一部を投げだしただろうから。

私の本気の決心を理解してくれた親友は、私に見舞金を託した。そして東京の大部分の
親友が安否を気遣う中、死んでも悔いない覚悟で来ました。

飛行便は3月18日午後、松山発の全日空。その日の中華航空とエバグリーンは全便欠航。
全日空もその後の便は欠航。私は帰国する日本人の中でただ一人、外国人として入国し、
税関の人をびっくりさせました。迎えに来てくれた親友とお互いに抱き合い、無事を喜び
ました。

空港の中は薄暗く、異様な雰囲気でした。リムジンで新宿、タクシーで中野に向かい、
タクシーの中で私は涙があふれてきました。「パパの代わりに私が来た」。空襲時代の、
人通りも少なく静かな光景を思い出したのです。パパが愛した日本。私を教育してくれた
日本。私を育てた日本に私は来たのです。

また東京のお友達から、私が心配していた被災地、福島県白河市の林慎平さん、仙台市
の嶋津紀夫さんや支持者の安否を碓かめられたことで、「これで安心して父に会いに天国
に行ける。私が来た甲斐はあった」と確信しました。

しばらく日本に滞在しようと思います。

海外メディアや、中国、台湾からの「礼節さを失わない日本人の精神」を絶賛する記事
を読み、声を聞いた。私に言わせれば、台湾にも日本の教育を受けた、日本精神を持った
台湾人が沢山いるということを台湾の中国人に知らせてあげたいのです。

一日も早く、日本が立ち直ることを祈っております。



● 第7回鄭南榕記念・台湾問題講演会:申し込みフォーム【締切:4月1日】
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0087.reg
*詳細は本会HPをご覧ください。

● 第15回李登輝学校研修団:申し込みフォーム【締切:4月8日】
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0086.reg
*同時にパスポートのコピーをFAXかメールでご送付願います。

●日本李登輝友の会にご入会を!
文化交流を主とした「日本の生命線」台湾との交流を深める本会活動にご参加いただける
方は、ご入会をお願いします。下記の「入会お申し込みフォーム」からですと、お手軽に
お申し込みできます。               (日本李登輝友の会事務局)

■入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg
■入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html


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