「TAIWAN」を拡大強調したパスポートは2021年1月11日に発行

「TAIWAN」を拡大強調したパスポートは2021年1月11日に発行

 台湾の外交部は9月2日、新たなパスポートのデザインを公表し、新たなパスポートは、これまで「CHINA」と入っていたため中国と混同されやすかった中華民国の英語表記「REPUBLIC OF CHINA」の字を小さくして国章を取り巻くデザインに変更し、台湾の英語表記「TAIWAN」をこれまでの3倍ほどに拡大して目立たせ、その下に旅券の英語表記「PASSPORT」を置くデザインになっています。この新しいデザインのパスポートは来年1月11日から発行されるそうです。

 ちなみに、中華民国のパスポートに「TAIWAN」の文字が記載されるようになったのは台湾正名運動が盛り上がっていた2003年(平成15年)9月。台湾ではようやく重症急性呼吸器症候群(SARS)が収束したころのことでした。この17年間で台湾人アイデンティティが高まるとともに台湾の中国放れが進み、本土化がさらに深まったことを象徴するパスポート・デザインの変更です。

—————————————————————————————–台湾、来年1/11新版旅券発行 「TAIWAN」が大きくなる【台湾国際放送:2020年11月30日】https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93103

 中華民国台湾の識別度を高めるため設計された、ICチップ入り新版旅券(パスポート)が来年1月11日から発行されます。国内のみならず、中華民国台湾の在外公館でも申請することが出来ます。

 今のパスポートは、有効期限が切れていない限り、そのまま続けて使用することができますが、新版旅券への切り替えを申請することも出来ます。

 外交部の欧江安・報道官は、「新版旅券は、現在の旅券の要素と枠組みを残す前提の下、『TAIWAN』を大きくした。そして中華民国の国名の英語表記『REPUBLIC OF CHINA』で国章(国徽)を取り巻くことで、ICチップ入り新版旅券の表紙における『TAIWAN』をさらに際立たせた。外交部はすでに各在外公館を通じて各国の政府、関連の空港、港湾施設、税関、移民局、『国際航空運送協会(IATA)』、各航空会社に、新版旅券を使用する国民の便宜を図るよう求めた」と説明しました。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。

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