台湾の声ニュース 2022.1.9 18:20JST 多田恵
本日1月9日は、台湾の立法委員補選およびリコール投票が行われ、現在開票作業中である。中央選挙委員会よりも現地テレビ局の集計経過が早く発表されている。
10月23日に台湾基進党の唯一の立法委員であった陳柏惟立法委員のリコールが成立したことにともなう、台中市第二選挙区補欠選挙は、有権者数235,024人のうち、民進党の林静儀候補が現在8万5千票余り、国民党の顔寛恒候補が7万8千票余りを6~7千票ほどリードしている。
一方、台北市第五選挙区(有権者数235,024人)のフレディー・リム(林昶佐)立法委員のリコール選挙は、同意票54,661票が不同意票43,238票を1万1千票ほど上回っているが、集計表数が、しばらく、増えていないことからして、すべての票が集計されたものと考えると、成立に必要な有権者の4分の1、すなわち58,756票に及ばなかったため、不成立となる見込みである。
以上は、フォルモサ・テレビ(民視)の開票速報によるものであり、正式な集計結果は、台湾の中央選挙委員会からの発表を参考にされたい。
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