【眞悟の時事通信】再入国を認める、何をやっとるのか
西村 眞悟
官房長官が、先日の核実験で再入国禁止の対象に追加した朝鮮総連幹部の再入国を、その同じ官房長官が、舌の根も乾かぬうちに認めるとは、何事か。民主党の反日官房長官だったらまだしも。
その再入国を認める理由は、彼の日本からの出国が禁止措置発動の前だったからだという。だから、「法的」に入国を禁止できないと官僚に教えられたとおり内閣は決定した。
馬鹿か、こういうことをしているから、なめられるのだ。
法的にもへっちゃくれも、蜂の頭もない。
国家の裁量権を発動すればいいではないか。
そもそも誰を入国させるかさせないかは、
国家の裁量権の範囲の問題だ。
日本を狙う核の実験をしている国の独裁者に忠誠を誓いながら、日本には自由自在に出入りできるのが当たり前だと断じて思わせてはならない。
しかも、核実験に立ち会うために、核実験の前に北朝鮮に入り、核実験を見届けて金主席様万歳と祝杯を挙げた者をなぜ入国させる。
入国を禁止しろ。
まさに閣僚とは、官僚のニュートラルな法的判断ではなく、
国家の裁量権を行使する決定をする為にある。
それ故に、官僚ではなく政治家が閣僚になっているのではないのか。君たち、気は確かか。