こんにちは。
「アジアの“一等国”」偏向報道問題まとめサイトの管理人、八角と申します。
こちらのサイトでは今回の問題に関する情報を、ネット有志が協力して編集しています。
どうぞみなさま、一度ご覧になってみてください。
掲示板もございますので、追加した方がよい情報などありましたら、
ぜひご提供願いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
サイトURL http://wiki.livedoor.jp/kyotres/
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【情報2】番組見ながら分析講演会
台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)第122回定例会
■講 師 永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)
■演 題 日本メディアの台湾史捏造が始まったー謀略・地政学から見たNHK「JAPANデビュー」問題
4月5日に放送されたNHKスペシャル「JAPANデビュー」第1回アジアの“一等国”は日本の台湾統治史を台湾人弾圧史として描き、歴史事実の捏造を連発し、台湾人の証言をも恣意に編集し、台湾が反日国家であるかの印象操作を行った。そこでこの問題を調査し続けている本会の永山会長が、番組映像を見ながら問題の指摘を行うとともに、このような番組を敢えて制作したNHKの企図を分析する。
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【日 時】 平成21年5月9日(土) 午後5時45分〜8時
【場 所】 文京シビックセンター 3F会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円 一般1000円
【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費3000円、学生1000円)
【申込み】 3月20日までに下記へ。Eメール taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
【問合せ】 090-4138-6397 (FAX 03-5211-8810 )
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(ながやま ひでき)昭和36年、埼玉県生まれ。法政大学法学部法律学科卒。中国・山西大学漢語班修了。台湾はわが国の生命線、運命共同体であるとの見地から、日台関係の強化と正常化、台湾報道の正常化、台湾独立建国の支援、台湾国連加盟の支援等を訴える言論活動を展開している。著書に『日本の命運は台湾にあり』、共著書に『台湾と日本・交流秘話』、共訳書に『台湾国民中学歴史教科書―台湾を知る』などがある。現在、台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事。ブログ「台湾は日本の生命線!」主宰。
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※台湾研究フォーラム会員募集中 年会費2000円
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【情報3】チャンネル桜最新動画
チャンネル桜・最新の番組動画ー5月6日放送
1/3【台湾取材レポート】柯徳三氏に聞く[桜 H21/5/6]
http://www.youtube.com/watch?v=sHjriEgmKWU
2/3【台湾取材レポート】蒋松輝氏・張俊彦氏に聞く[桜 H21/5/6]
http://www.youtube.com/watch?v=_Tq4xWLs3A4
3/3【台湾取材レポート】林福泉氏に聞く[桜 H21/5/6]
http://www.youtube.com/watch?v=sMc43uBIvr0
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以下は動画解説。
ブログ「台湾は日本の生命線!」より ↓こちらでは関連写真も
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-748.html
インチキ露呈は止まらないー第一回のNHK「JAPANデビュー」(付:台湾の被取材者「証言」最新動画)
放送法は「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」を番組の編集に当たる放送業者に求めているが(第三条の二)、四月五日放送の「NHKスペシャル/シリーズJAPANデビュー」(第一回「アジアの“一等国”」)は、それに違反しているとの指摘が番組放送直後から行われてきた。
何しろ日本の台湾人弾圧を強調し、さらには台湾人を反日民族として描きたいためか、台湾人に日本の台湾統治時代への不満ばかりを語らせて放送したのだ。台湾を知る多くの人が「親日国家」の話にしては不自然すぎる、と疑った。そこで四月下旬にチャンネル桜の取材班が台湾入りし、NHKのインタビューを受けた人々に再インタビューを行ってみたところ、案の定・・・。
NHKが台湾人の歴史証言のうち、「反日的」として使える部分ばかりを採用していたことが判明した。
またその取材を通じ、台湾の日本語世代を巡っては「親日か反日か」で「意見が対立している」のではなく、みな所謂「親日」なのであり、NHKは「できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」を怠ったと言うよりも、「ありもしない角度から論点を拵えた」と言うことが疑われるようになった。
もちろん放送法第三条の二は「報道は事実をまげないですること」をも禁止しているので、あの番組が放送違反であることに変わりはないだろう。
さてそのチャンネル桜の取材班が、五月上旬にまたしても台湾へ渡った。前回の取材では会えなかったNHK出演者とも会い、これで病気の一人を除くすべての出演者にインタビューを行ったことになった。
そこで、この番組の動画を紹介したい。
まず柯徳三氏が登場する。日本人による台湾人差別に関する証言ばかりを強調され、反日イメージを持たされた一人だが、決してそのような人でないことは、前回の取材報道でもはっきりとしている。
この世代の人たちが一般的に不満を抱いているのは、台湾統治時代の日本よりも、中国に配慮して台湾を無視する戦後日本だ。だからこの日は柯徳三氏も、「日本統治時代に生まれ、二十五歳まで日本人。日本に見捨てられ、無理やり中華民国の国民にされた。今どこの国の人間かわからない」との「怨み言」を述べる一方、「中国に呑み込まれそうな台湾に一番必要なのは日本の精神的な援助。日本・沖縄・台湾の防衛ラインをキープしなければ日本も危ない」と言っているが、これは日本人へのメッセージだろう。
そしてそれと同時に「だからあのような(日台関係に楔を打ち込むような)放送をやったNHKは中共寄りではないかと感じる」とも付け加えるのも同様だ。あの人々にとりNHKは、もはや台湾人を裏切る戦後日本の代表的存在ではないだろうか。
柯徳三氏は台湾人の敵である「支那人はしぶとい、ずるがしこい」と強調するが、NHKなどは日本人でありながら、まさに中国人風ではないかと感じているかも知れない。
日本による差別に怒り、一番反日のようなイメージで捉えられた張俊彦氏も取材に応じる。
NHKの番組で「僕の親父は一番下の判任官(役人)になっていたけど、あんたね、一月ね、百円貰って、同じ判任官でも僕の親父は百円で、内地人は百六十円貰えるんだ」「台湾においては一等国民は内地人で、二等国民が琉球だ。三番目が台湾人だ」と厳しい表情で語った人である。
張俊彦氏によると、NHKから「差別はあったか」と聞かれたので「あった」と答えた。日本の悪いことばかりを聞かれるので、欧米の殖民地と比較しながら、日本がインフラ整備を行い、教育を普及させたことなどは評価するべきだと言ったのだが、番組では取り上げられなかったとか。
日本を擁護したのに、日本のNHKに認められず、反日台湾人に仕立て上げられた「犠牲者」の一人である。
改姓名(日本名への変更)問題で日本の施策に不満を述べた林福泉氏にもマイクが向けられた。
やはりあの番組で「皇民化政策は人の名前の変更にまで及びました。同じ時期、朝鮮半島では、新たに氏を創る創氏改名が行われ、台湾では改姓名が始まりました」とのアナウンスの下、「私、林(りん)です。それで僕のお父さんは林(はやし)という名前で改姓名したかった。それは許可出ない。台湾の林と言う姓は必ず中林だとか大林とか中林とか小林と、もう一字付け加えないといけない」と話した人だ。
同氏の家庭は改姓名に抵抗したのではなく、それを希望していたそうだ。しかし上のような経緯で、断念したらしい。
「皇民化政策は人の名前の変更にまで及んだ」とのアナウンスにより、視聴者は改姓名が日本名の強制だったとの印象を受けるが、実際にはそうでなかったことが、この証言で明らかとなった。
NHKによる悪質な印象操作の存在がまた一つ明らかになったと言うこともできる。
林福泉氏は「我々は問題(質問)に応じたが、問題に問題があったから問題が出てきた。その問題が日本にとっていいことなのか悪いことなのか」と、日本の視聴者を心配してくれている。
日本の道義問題として考えるに、このように日本に優しい人々の存在を、戦後日本人は忘れてきたことは大変申し訳ないことだったのだ。だから我々は、今こそその思いに耳を傾けなければならないのだが、それを嫌うのが日本の台湾支持を恐れる中国かと思いきや、我が公共放送であるNHKだったのだ。何十万もの視聴者に対し、台湾の人々の日本に対する切実な思いを、平然と歪曲して放送したのだ。
NHKはそこまでした理由を説明せよ。今回のチャンネル桜の取材によって、その悪意はさらに露呈したのだ。
この番組動画を見る方は、NHKの悪意だけでなく、激動の時代を生き抜いてきた台湾の人々の心の声にもじっくりと耳を傾け、日本人が台湾に対して何をするべきかを考えてほしい。「JAPANデビュー」のセリフではないが、「歴史の中に未来を見通す鍵がある」からだ。
台湾と提携して中国の侵略に対抗するのが日本の進むべき「未来」だろう。そしてその「未来」のために、まずはどこの国の放送局かもわからないNHKの解体を訴えて行かなければならない。