【ニュース】台湾前駐外大使らが台湾国連加盟の道を討論
2009.02.09
2009.02.09
「台湾の声」
「台湾国連協進会」は2月7日、中国国民党政権の復活後に台湾の「国連加盟
」の目標が「国連参加」に格下げされたことに関して、民主進歩党政権時代に大
使(代表)を務めた許世楷・前駐日大使、呉�燮・前駐米大使、ヨハネ・前駐フ
ィジー大使、尤清・前駐ドイツ大使らを招き、台湾国連加盟問題を討論した。
この中で、許前駐日大使は、台湾は国民、領土、政府などの国家としての客観
的条件をすでに備えているが、主観条件が欠けていることや、国際社会が台湾を
国家として承認できないのは、台湾が中国との関係を曖昧にしているからである
ことなどを指摘した。
呉前駐米大使は、台湾国民が大きな声で国連加盟を要求しなければ、国際社会
の支持は自動的には得られないと指摘し、台湾の国連加盟は、台湾が中国に属さ
ないという最も効果的な国際アピールであり、現段階では国連憲章第2,11,32
,35,93各条の国連非加盟国の権利を主張して、国連にアプローチすべきだとの
考えを主張した。
このほか、ヨハネ前フィジー大使は、南太平洋の国々の多くは台湾原住民族と
同じ血統に属し、台湾原住民族が台湾の外交に大きな役割を果たすことができる
ことを強調した。