と伸びている。
やはり、台湾から日本へはノービザ措置が大きい要因だ。また、1月に中部国際空港
⇔台北が週7便運航(エアーニッポン)、広島空港⇔台北が週3便から7便へ増便(チ
ャイナエアラインズ)など、航空路線の定期便数が増加したことも、双方の往来を促し
ている要因の一つだろう。
そこで、台湾は日本とのさらなる交流を深めようと、今年を「台日文化観光交流年」
と定めて、さまざまなイベントを企画し、きれいなパンフレットも用意している。
この活動を推進しているのが亜東関係協会で、羅福全会長(前台湾駐日代表処代表)
がその目的などを説明しているので、ここにご紹介したい。活動計画などは、下記を参
照されたい。 (編集部)
■2007年 台日文化観光交流年 活動計画(日文)
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/un01.xls
■2007年 台日文化観光交流年 活動予定・最新情報(中文)
http://www.mofa.gov.tw/webapp/lp.asp?CtNode=1256&CtUnit=273&BaseDSD=7&mp=1
「2007 台日文化観光交流年」活動推進計画にあたり
亜東関係協会会長 羅 福全
台日間は地縁や人文歴史の関係から、双方の往来は頻繁であり、現在双方はともに自
由、民主と人権を尊重する近代化した国家でもあり、関係は更に密接になっています。
日本の新幹線技術が初めて海外に輸出され実現した「台湾高鉄開通」にあわせ、亜東
関係協会は本年(2007年)を特に「台日文化観光交流年」と定め、台日文化、学術、体
育、観光、芸術・文学を通し、双方で柔軟性のある交流を促進し、台日双方の関係をよ
り深くすることを希望しております。
亜東関係協会は「台日文化学術交流委員会」の組織の下で「各部会を超えたワーキン
ググループ」を成立いたしました。行政院新聞局、文化建設委員会、体育委員会や交通
部観光局等の関係部門の活動計画を第一段階としてまとめたものが、すでに60項目余り
となっています。各活動の開催並びに「台湾高鉄開通」の効果とあわせ、日本人の台湾
観光の範囲が広がり、日本の民間の方々が台湾への理解を深め、台日間の伝統的な友情
が深くなることを願っております。
各活動の情報は新聞局によりカラー印刷のパンフレットにしてご参照いただくように
いたしましたが、他にも、外交部では専門のホームページを作り、随時更新できるよう
にし、最新活動の情報を提供するようにいたします。また、新聞局、観光局等のホーム
ページからもリンクできるようにいたします。どうかご利用いただき、何か不足の箇所
等ありましたらご指摘賜りますようお願い申し上げます。
皆様の新しい一年が良い年でありますようお祈り申し上げます。
2007年2月