去る9月21日に投開票が行われた神奈川県座間市の市長選挙で、李登輝学校研修団1期
生の遠藤正弘氏(50歳、元座間市商工会長)が当選しました。
任期満了に伴う座間市長選挙は9月14日に告示され、遠藤氏の他2名が接戦を繰り広げ
ましたが、遠藤氏が20,283票で他候補を僅差で振りきっての当選でした。
投票日の翌日、沖縄にいる柚原正敬・本会事務局長に遠藤氏から直接当選の報告があ
ったそうですが、ご当選を心からお祝い申し上げます。おめでとうございます。遠藤氏
は10月1日に市長就任します。
李登輝学校研修団出身で市長に当選した方は、島根県益田市の福原慎太郎氏長(李登
輝学校研修団5期生)に続いて2人目で、李登輝元総統を尊敬する福原氏は今年7月27日
に行われた益田市長選において、3選を目指した現職を破り初当選。8月2日に市長就任
していますが、35歳の福原市長は全国最年少市長です。
座間市といえば、戦時中、台湾少年工が雷電の生産に従事した高座海軍工廠のあった
ところでもあり、特に遠藤氏が経営する会社はその跡地に建てられ、人一倍、台湾への
思い入れは深いようで、遠藤新市長は台湾の都市と姉妹提携したいという夢を抱いてお
り、福原市長の益田市とも交流を希望しているとのこと。
福原市長も同じような抱負を抱いているとのことですので、李登輝学校研修団出身者
ならではの施政を大いに期待しています。 (編集部)
■座間市役所
〒228-8566 神奈川県座間市緑ケ丘一丁目1番1号
Tel:046(255)1111(代表) Fax:046(255)3550
http://www.city.zama.kanagawa.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
■市長への提案
teian@city.zama.kanagawa.jp
■座間市
明治維新の廃藩置県により市域は神奈川県に所属。22年の町村制により、座間入谷村
・座間村・栗原村・新田宿村・四ツ谷村の5カ村が合併し「座間村」になりました。
大正から昭和初期には鉄道や電気など近代化が進み、昭和12年には東京から陸軍士官
学校が移転(現在のキャンプ座間)。その年の12月に町制を施行し、「座間町」とな
りました。周囲が軍都の様相を色濃くする中で、16年近隣の町村と合併し「相模原町」
になりました。終戦後には、町民の分町の願いが実り23年に独立し新生「座間町」の
出発となりました。
昭和30年代から、国のめざましい経済発展に呼応するように人口の急増など都市化が
進み、「座間市」は46年11月1日に県下17番目の市として誕生しました。
現在では、人口も約13万人と県央の中核都市として郷土座間の未来像の実現に向けた
着実な歩みを続けています。(座間市ホームページより)