9月4日から1週間、台湾の元総統・李登輝さんが来日されました。東京・高知・熊本を
訪問され、各地で多くの日本人に歓待され、講演会では「日台は生命共同体である」と、
日本と台湾が進むべき道を強く訴えられました。当会は講演会でお話された草稿コピーを、
日本李登輝友の会のご好意で入手しました。ご希望の方には第8回例会でお分けします。
なお、李登輝元総統の訪日映像がチャンネル桜のYou tubeによりアップされています。
ぜひご覧になって下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=ybhJzleYRkw
さて、当会は昨年7月に講演会を開催して以降、延べ450人を超える方にご参加いただき
例会を積み重ねてきました。次回は、「台湾と私」のテーマで3人の方のお話をお聞きした
後、参加者の皆さんとともに日台の絆を強めるため、意見交換を行います。今回、参加費
は無料です。ぜひ、ご参加ください。
今回も台湾グッズが当たる抽選会を行います。終了後に希望者による恒例の懇親会を開
催します。
※ 当日連絡先 080(1403)3578 近藤
1)第8回例会の開催について
【日 時】 平成21年10月17日(土)午後1時半(午後1時開場)〜4時45分
【場 所】 大阪市立難波市民学習センター 第2研修室OCATビル4階
地下鉄・JR・近鉄・南海・阪神 共に難波駅下車
【参加費】 無 料(定員50名)
【お申込】 メールにてお申し込みください。
E-mail:t.forum.kansai@gmail.com
【テーマ】 台湾と私
第一部 三人の方のお話
・「台湾人として生まれ、日本に来て生活して思うこと」
鷺島千幸さん:1984年来日。南投県生まれ。
・「台湾に留学して感じたこと」
出田こまさん:2008年3月から7月まで澎湖県馬公市阿甘語学学校で北京語を
学ぶ
・「日台交流のささやかな経験から思うこと」
根屋雅光さん:大阪で日台交流に関わる。
第二部 意見交換
2)台湾・武塔に響く「桃太郎さん♪」
事務局・近藤は、9月10日から6日間、京都台湾語教室メンバーと訪台してきました。テ
ーマは「東海岸の温泉と鉄道の旅」。
一番印象に残っているのは、9月11日にタイヤル族の集落である武塔を訪問したことで
す。「サヨン遭難碑」を見学した帰りに出会った小学生たちが、私たちに「も〜もたろさ
ん、ももたろさん♪」と日本語で大きな声で歌いながら、この地に嫁いでいる日本人の女
性Tさんの家に案内してくれました。残念ながら、台北に出かけられていてご本人とはお
会いでず、義母さんと挨拶しました。彼女が地域の人に慕われていることが伺えました。
民宿「三枝の宿」(http://yilan.karube.net/hotel-5.htm)の女将は、お孫さんのピ
アノ伴奏で「サヨンの鐘」(西條八十作詞、古賀政男作曲)を、終戦時に6歳だった弟さ
んはお兄さんたちに教わった「五十音を覚えるための歌」を歌ってくださいました。また、
タイヤルの踊りを一緒に踊ったりして歓待くださった宿の皆さんと日本語で会話して、こ
こは果たして現在の台湾かとも思ったところです。
グループと分かれた後の離台前日、私は総統府に蕭錦文さんを訪ねました。総統府で居
合わせた日本人8人と蕭さんを交えて昼食を共にしましたが、4月・第5回例会にお越し下
さった時以上にお元気だったことをこの場を借りて報告しておきます。その他、旅のエピ
ソードは順次ブログにて紹介いたします。
なお、八八水害のことですが、礁渓から台東まで鉄道に乗りましたが、この沿線は渓流
に土石が大量に残存している状況は見受けられましたが、農地等への被害の爪あとはそれ
ほど感じませんでした。ただ、現地の方のお話では西海岸の高雄県・屏東県の被害がひど
いとのことでした。
【予告】第9回例会 11月29日(日)午後
講師 梶山憲一氏(雑誌「な〜るほど・ザ・台湾」顧問)
■主催 台湾研究フォーラム関西講演会(代表:竹市敬二)
事務局:近藤
E-mail:t.forum.kansai@gmail.com
http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/