ています。その中からご紹介しています。
今回は、本会の青森県支部に寄せられたお便りです。李登輝元総統はじめ、台湾からの
暖かい心が伝わってくるご支援にはただただ感謝です。
その一方で、ある台湾の大手食品メーカーがカップ麺20万食とペットボトルの水を援助
物資として日本に送ったところ、日本政府から受け取りを拒否されて台湾に戻されたとい
う話も漏れ聞きました。この会社では大変ショックを受けたそうですが、それでも日本の
提携関係企業に再度交渉してようやく受け取ってもらったといいます。
また先に、3月14日に台湾からの捜索救援隊28名が羽田空港に到着、翌日から17日まで宮
城県岩沼市二ノ倉地区などで生存者捜索救助に当たっていたことをお伝えしましたが、こ
の台湾の捜索救助隊の来日にしても、政府はなぜか「待った」をかけ、それで1日来日が遅
れたともいわれています。中国がらみの「待った」だったとも指摘されていて、この非常
時に何ともやるせない話です。
そのような日本政府でありながら、被災地においては、自衛隊員などがわが身を顧みず、
被災地復旧に向け黙々と立ち働いている様には感動を禁じえません。
本誌ではできるだけ多くのメッセージをご紹介してまいりたいと思っています。激励や
お見舞いのメッセージをお寄せいただければ幸いです。
■ 日本李登輝友の会メールアドレス
E-mail:info@ritouki.jp
● 台湾の方々からの支援に感謝 高橋 彩子
はじめまして。
日々伝えられる台湾の方々からの厚く暖かい支援に、ただ感謝し、ありがたくて泣いて
しまいます。
テレビではあまり伝えられていませんが(政府が中国に気兼ねしているのはバレてます)、
ネットではアメリカの支援さえ疑心暗鬼な意見も見受けられる中、台湾からの支援には国
民が素直に感謝しております。
もともと私は“トーサン世代”の李登輝氏を尊敬していましたが、まさか青森にこのよ
うな団体があることさえ知りませんでした。どうしても台湾の方々に、日本人が今どんな
に感謝の気持ちを持っているか伝えたくて検索しました。どうか、本国にお伝えください。
また、よろしければ青森市内にある台湾出身の飲食店がありましたらお教えください。
台湾に幸多かることを祈っております。(3月28日)