ています。その中からご紹介しています。
今回は、台湾の東海大学(農学部食品科学学科食品流通学研究室)で教鞭を執っている
王良原(おう・りょうげん)さんからのお便りです。広島大学大学院に留学していた王さ
んとは本会設立直後のころからのお付き合いで、来日すると事務所に寄っていただくなど
しています。
またご尊父の王海生(おう・かいせい)さんは、台湾人としての誇りを持ちつつも大の
日本贔屓で、本会会員でもありました。昨年12月23日、惜しくも癌のため亡くなっていま
す。
王さんたちは募金活動をしつつ、被災地にボランティア・チームの派遣を検討されてい
るとのこと、本当にありがたいことです。
本誌ではできるだけ多くのメッセージをご紹介してまいりたいと思っています。激励や
お見舞いのメッセージをお寄せいただければ幸いです。
■ 日本李登輝友の会メールアドレス
E-mail:info@ritouki.jp
● まるで自分の家族が苦しめられた気持ち 台湾・王良原
小生は故人・王海生の次男です。
このたび、3月11日に日本の東北地域を中心に発生しました東北関東大震災と津波を、テ
レビの報道で知らされました際、心に大きな穴が抉られて、叫んでも言葉が絶する痛みを
覚えました。まるで自分の家族が苦しめられた気持ちです。
とりわけ、皆様やご家族、親類などを案じまして、ただただ平安が与えられ、ご無事に
なりますよう、心よりお祈りいたしているばかりです。
小生は微力ながらも、こちらの有志の方々と協力して日本震災義援金を募りながら、被
災地での復旧活動に貢献できますボランティア・チームを派遣しますよう、計画を作って
おります。また、被災地域にとって必要であり、なお我々が奉仕できることをも合わせて
検討しております。
日本が今回の震災から一日も早く立ち直れますよう、関係者の皆様が本来の笑顔を取り
戻しますよう、お祈りいたしております。
皆様のご健勝を祈願しながら、引き続き倍旧のご指導とご協力を賜りたく、切にお願い