国民党の馬英九総統が再選されてから、国民生活の悪化などを国民から政権運営を批判
されました。怒り爆発を合言葉に行われたデモでは、参加者らは政府の無策を批判、「無
能な閣僚の交代」「特定メディアによる言論市場寡占防止の法制化」「(社会保障改革な
ど重要議題についての)国是会議開催」を求め、台北市内を數時間にわたり行進し、総統
府前での抗議集会が長期にわたって行われた。
対中関係や外交で一定の成果を挙げてきた馬総統は、内閣改造や公共料金値上げ、キャ
ピタルゲイン課税などに矢継ぎ早に着手。1期目からの課題であった経済対策を最優先に取
り組んだが、世界景気の減速を受けて昨年度の台湾の経済成長率は推計1%前後。負担増や
物価上昇は重くのしかかり、最近の支持率調査では、馬氏の支持率は4回連続で13%と、過
去最低の値が続いている。 また直近の服務貿易協定、国民の間に議論頻発、馬英九総統に
対し、民進党主席蘇貞昌氏は人民の要求に「無能、無感、無?」で批判、全国民に,一致
団結、力量結集し,協定実施に反対姿勢を貫くように呼びかけました。軍人洪仲丘の軍中
過激操練による虐待死事件、『核四』公民投票の是非に対する議会の紛糾等、台湾政局の
不安定度極めて高くなって来ました。
一方、TVBSが行った調査では、国民党に対する不満は75%に上っているものの、国
民は失望気味と分析している。意識調査でも、いわゆる台湾人意識、台湾主権回復は期待
感がますます高まっているのが現状です。
2013年8月吉日
日本台湾医師連合 会長 中原昴
◆講 師:黄 文雄(コウ・ブンユウ)
1971年、明治大学大学院、政治経済学研究科西洋経済史学修士、現在、評論活動のほか
に、拓殖大学日本文化研究所客員教授。鋭い筆法で評論活動を続ける黄文雄は、そのダ
イナミックな歴史観と博覧強記の知識によって日本では文明論を展開し、台湾では哲学
者としても知られている。執筆活動は日本と台湾を2本の主軸とし、言論活動はアメリ
カ、ヨーロッパでもなされている。
◆演 題:21世紀の国家、民族の未来像と台湾 【使用言語:日本語】
◆日 時:2013年10月6 日(日)
講 演=17時30分〜19時30分(受付=17時より)
*講演会のみの当日ご参加も可能
懇親会=19時30分〜21時 (着席)
◆ところ:アルカデイア市ヶ谷(私学会館)4F 鳳凰
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25 TEL:03-3261-9921
http://www.arcadia-jp.org/access.htm
【交通】地下鉄・JR[市ヶ谷]駅 徒歩3分
◆会 費:無料
*講師を囲む懇親会は別会場、実費徴収
◆主 催:日本台湾医師連合
◆共 催:日本台医人協会、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本李登輝友の会、台湾
独立建国聯盟日本本部、台湾研究フォーラム、東京台湾教会、台湾の声、日本
台湾語言文化協会
◆参加資格:日台に関心ある方
◆申込先:FAX:03−3672−6898(中原)
E-mail:subaty725@gmail.com