末、自ら主宰する「勝兵塾」の塾生などと訪台した折、李登輝元総統と対談、それを1月5
日発行の「Apple Town」2月号に掲載している。
対談は「戦争は必要に迫られて行うもの、人間の歴史から無くなることはない」という
いささか長いタイトルがついているが、対談の中では少し触れられている程度だ。小見出
しを書き出してみると以下のようになる。
・円安政策は近隣窮乏政策だと中国や韓国、アメリカの反発を恐れて採れなかった
・日本と台湾の間には尖閣諸島の領土問題はない
・日本に軍備は必要、戦争は歴史上、必要があったから起こった
・日本も台湾関係法を制定し日台の緊密化を図るべき
李元総統は表敬訪問に訪れる日本の国会議員には、与党・野党を問わず、日本版台湾関
係法、すなわち本会が提案している「日台関係基本法」の制定について必ず話されている
と洩れ聞く。
この対談でも「安倍政権が続いている間に、日本の国会で台湾関係法を成立させ、台湾
と日本が運命共同体となることが悲願です」とはっきり述べられている。また「代表にも
理事をやってもらっています李登輝友の会が、台湾関係法制定に向けて、いろいろと尽力
しています。……日本の台湾関係法は、内容が明確な力強い法律にしたいですね」と、本
会の名前まで挙げて「日台関係基本法」の制定を待ち望まれることを表明されている。な
んとも有難いことだ。
なお、「Apple Town」誌はアパホテルのフロント近くにおいてあり、また、元谷氏がこ
の対談の様子を「夕刊フジ」(2013年12月8日)で書かれている。
◆【誇れる国、日本】経済的苦境は政治指導力の欠如 中国が手を出せば戦う覚悟示せ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131208/dms1312080723004-n1.htm