本の日華親善協会全国連合会(平沼赳夫会長)が姉妹締結25周年を迎えたということで、台北市内
の国賓大飯店にて記念式典が開催された。
この記念式典には、日本から日華親善協会全国連合会名誉会長の亀井久興・前衆院議員はじめ各
県の日華親善協会会長など約30名が出席。本会の小田村四郎会長も招待され、名代として柚原正敬
事務局長が杉本拓朗青年部長とともに出席した。
台湾側はメインゲストとしての李登輝元総統はじめ王金平・立法院長、亜東関係協会の羅坤燦・
秘書長、交流協会台北事務所の樽井澄夫代表や岡田健一総務部長など約200名が集うそうそうたる
式典となった。
李登輝元総統は大変お元気な感じで、出席者の耳目を集めた来賓スピーチは日本語。そのパワフ
ルな話しぶりは王金平立法院長のスピーチもかすむほどだった。
驚いたことに、このスピーチで本会が台日文化経済協会に寄贈している河津桜のことにも触れ、
次のように述べられたのだった。
≪昨年からは台日文化経済協会が日本李登輝友の会から河津桜の苗木寄贈を受け、台湾で桜の植樹
を始めたと伺いました。
実は今年に入り、私も自宅の玄関前に河津桜の苗木を植えたばかりです。
台日文化経済協会の皆様が植えた桜の木とともに、春には満開に咲いたピンク色の桜が、台湾の
人々の目を楽しませてくれることを今から期待しているところです。≫
4月下旬、台日文化経済協会の黄天麟会長や呂昌平秘書長、同会会員でもある張炎憲・元國史館
館長などが本会事務所を訪問された。
応対した澤英武、三宅教雄両常務理事や柚原事務局長に、すでに植樹地の予定もたてているの
で、来年はもっとたくさんの河津桜を贈って欲しいとの依頼をいただいた。
本会はこれまでカウンターパートの李登輝民主協会(蔡焜燦理事長)に苗木を寄贈してきた。し
かし、来年からはご要望に応え、台日文化経済協会への寄贈本数を増やさなければならないよう
だ。李元総統のご関心も深いようで、嬉しい悩みだ。その節は皆さまからのこれまでにまさるご支
援をお願いしたい。よろしくお願いします。