投書を送っていただいていた。
9月5日発行の本誌で「SAPIO」10月号に掲載された上田さんの「故宮博物院の宝が無事に台湾へ
戻るよう願いたい」をご紹介したばかりで、李登輝元総統ご来日の件が控えていたので掲載が延び
延びとなっていました。下記にご紹介します。
この投書は、7月21日付の「毎日新聞」に掲載された「台湾の友人家族をもてなした」に(本誌7
月28日掲載)続くもので、上田さんからは「7月に一家5人で来て富士山に案内した友人の会社の同
僚で、私が台湾に行く時にはよくマンションに泊めさせてもらっている友人」との添え書きがあり
ました。
日台間では、このような草の根交流が少なくありません。長く続けていただきたいものです。な
お、上田さんは「真弓」というお名前ですのでよく女性と間違われるそうですが、男性です。
大自然や野鳥 夏の尾瀬満喫
【東京新聞:2014年9月11日】
8月初旬、休暇を取ってわが家に泊まりに来た台湾の友人を案内して、尾瀬をハイキングした。
山小屋に2泊し、尾瀬ケ原と尾瀬沼周辺をたっぷり歩き、趣味の野鳥観察を思う存分楽しんでも
らった。
泊まった温泉小屋に「下界の友へ手紙を出そう」と書かれたポストがあったので、「台湾に送っ
たら?」と言うと、友人は絵はがきと切手を買い、台湾の親類に一筆書いてポストに入れた。素晴
らしい記念になるだろう。
週に一度郵便屋さんが来るそうで、従業員に「郵便配達と分かる格好をしてるの?」と聞くと、
「ひと目で分かります」とのことだった。今回は会えなかったが、尾瀬を歩いて山小屋を回る郵便
屋さんに、ぜひ出会いたいものだ。