月22日午前、台北駅構内において台湾鉄路管理局と姉妹鉄道協定を締結し、同時に、山陽電車の亀
山駅と宜蘭線の亀山駅も姉妹駅協定を結んだ。改めて祝意を表したい。
この亀山駅の姉妹駅提携も入れて、日台間の鉄道関係協定はこれで8件目となる。その他にも、
電車同士の姉妹協定もあるようだ。
1)1986年01月25日、大井川鐵道と阿里山森林鉄道が姉妹鉄道提携。
2)2013年04月20日、黒部峡谷鉄道と阿里山森林鉄道が姉妹提携。
3)2013年04月23日、江ノ電と平渓線が観光連携協定。
4)2013年10月13日、JR四国の松山駅と台湾鉄道の松山駅が姉妹駅提携。
5)2014年04月30日、秋田の鳥海山ろく線(由利高原鉄道)と平渓線が姉妹鉄道協定。
6)2014年10月28日、千葉のいすみ線と集集線(台湾鉄道)が姉妹鉄道協定。
7)2014年12月22日、山陽電鉄と宜蘭線(台湾鉄道)が姉妹鉄道協定。
8)2014年12月22日、山陽電鉄の亀山駅と宜蘭線(台湾鉄道)の亀山駅が姉妹駅提携。
山陽電気鉄道(株)の公式Facebook「山陽電車えすこーとさんよう」でもその模様を伝え、昨日か
ら記念入場券などの案内をしている。
◆山陽電車えすこーとさんよう
https://www.facebook.com/sanyo.railway
台湾鉄道と山陽電鉄が姉妹協定を締結 観光客増加に期待
【中央通信社:2014年12月22日】
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201412220001.aspx
(台北 22日 中央社)台湾鉄路管理局は22日、台北駅で山陽電鉄との姉妹協定を締結した。山陽
電鉄がほかの鉄道事業者と同協定を結ぶのは初めて。双方は交流を通じて観光客誘致に弾みをつけ
たい考えだ。
今回協定が結ばれたのは同局の宜蘭線(八堵―蘇澳間93.6キロ)と山陽電鉄全線(西代―山陽姫
路・山陽網干間63.2キロ)。両線にはどちらも亀山駅があり、駅の姉妹協定も締結された。海に面
した鉄道としても共通点がある。
山陽電鉄の上門一裕社長は、台湾からを含め外国人利用者が増えていると語る。姫路城や明石海
峡大橋、孫文記念館、神戸牛などを例に挙げ、「山陽沿線をもっと知ってもらいたい」と話した。
今後は「姫路ツーリストパス」や「関西スルーパス」などの乗車券と台湾のパスポートを山陽電
鉄の一部の駅で提示すると、期間限定で記念絵はがきセットと引き換えができる。また、日本では
記念入場券がけさから発売されている。
(齊藤啓介)