う)さんが亡くなられた。台湾総督府が完成した大正8年(1919年)1月23日生まれだから、満96歳
の誕生日を迎えたばかりでした。
報道によると、昨年11月ごろに足をけがし、その後の入院中に体調を崩したようで、多臓器不全
により東京都内の病院で亡くなったと伝えられています。
本会が台湾に河津桜の苗木を寄贈するようになったのは、園田天光光さんがきっかけでした。20
03年(平成15年)、その前年に設立されたNPO法人育桜会が台湾に河津桜を寄贈。その2年後、
李登輝学校研修団で台湾を訪問した本会に黄崑虎・台湾李登輝之友会会長(当時)から、河津桜を
再度贈ってくれるよう育桜会理事長の園田さんに伝えて欲しいとの依頼があり、仲介したのがきっ
かけでした。
本会の台湾への河津桜寄贈は、園田さんとのご縁があったからに他なりません。これまでのご厚
誼に心から感謝申し上げるとともに謹んで哀悼の意を表します。
NHKニュースが桜植樹に関係することを伝えていましたので、下記に紹介します。
女性初代議士 園田天光光さん死去
【NHKニュース:2015年1月29日】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150129/k10015067091000.html
日本初の女性代議士の1人で、園田直元外務大臣とのいわゆる「白亜の恋」で知られた園田天光
光さんが、29日、亡くなりました。96歳でした。
これは義理の息子に当たる園田博之衆議院議員の事務所が、NHKの取材に対し明らかにしたも
のです。
園田天光光さんは大正8年生まれで、昭和21年の衆議院選挙に立候補して当選し、日本初の女性
代議士となり、衆議院選挙で合わせて3回当選しました。
その後、園田天光光さんは、園田直元外務大臣との恋愛が明らかになり、いわゆる「白亜の恋」
として話題になり、昭和24年に結婚しました。
政界を引退したあとは、社会活動に参加し、現在は桜の植樹などを通じて環境を守る活動を行う
団体の名誉会長を務めています。
園田天光光さんは29日、東京都内の病院で亡くなったということです。96歳でした。