昨日、芝山巌事件で犠牲となった六氏(士)先生の一人、平井数馬(ひらい・かずま)命の慰霊
祭・顕彰会が平井数馬先生顕彰会(白濱裕代表)によって地元の熊本市小峯墓地で開催され、テレ
ビ熊本がその模様をニュースで伝えている。下記に紹介したい。
祭・顕彰会が平井数馬先生顕彰会(白濱裕代表)によって地元の熊本市小峯墓地で開催され、テレ
ビ熊本がその模様をニュースで伝えている。下記に紹介したい。
芝山巌事件は、今から119年前の明治29年(1896年)1月1日に起こった。6名の教師が非命に斃れ
た。その死を悼み、芝山巌神社が建立された。
芝山巌神社では毎年2月1日に慰霊祭を斎行していたことにちなみ、熊本では「熊本芝山巌会」に
より平井数馬先生を慰霊顕彰する「英魂祭」が執り行われてきた。しかし、近年は斎行されていな
いことに鑑み、前大津高校校長の白濱氏がその志を継承しようと再興した。
式典には地元出身の国会議員や本会熊本県支部のメンバーも参列、その偉業を偲んでしめやかに
行われた。
台湾近代教育の礎を築いた県出身の平井数馬の慰霊祭
【テレビ熊本:2015年2月1日】
台湾の近代教育の礎を築いたとされる熊本出身の教育者の慰霊祭が熊本市で開かれました。日本
の統治下、台湾で最初に設立された学校に派遣された熊本出身の平井数馬は1896年、現地で反日ゲ
リラに襲われ17歳で命を落としました。このとき亡くなった平井など6人の教師は『六氏先生』と
呼ばれ台湾で広く語り継がれています。
これらのことを熊本でも広く知ってもらおうと、1日、熊本市で顕彰事業が開催され、慰霊祭で
は遺族や顕彰会の白濱裕会長らが玉ぐしをささげました。続いて行われた講演会では台北駐福岡経
済文化弁事処の戎義俊総領事が講演。平井をはじめとする『六氏先生』が台湾で多くの人たちから
敬われていることを紹介しました。