日本の漁師・水産加工業者を応援しよう  全日本台湾連合会

 去る8月24日、世界が注目している日本政府の福島第一原子力発電所処理水の海への放水が始まっていますが、放水は日本政府が国際原子力機関IAEAよりALPS処理水の海洋放出について国際安全基準を満たしている事を裏付ける「包括報告書」を公開した上で行われているものです。十分に安全が保証されたものであるにもかかわらず、中華人民共和国が日本に対して各種SNSを通じて理不尽な抗議や一方的な加工品を含む水産物の輸入禁止を決めました。

 日本に在住する台湾人は、日本の漁師・水産加工業者を応援するべく、日本の水産物を沢山消費して中国政府の無茶苦茶な暴挙に反対するよう世界各国に在住する台湾人に各自のSNSにて日本の現状を正しく発信して応援を呼びかけようではありませんか。

 我々は毎日日本で生活をしていて安心しながら日本の食材を食べています。決して中国政府が主張する放射能の危険はありません。従って我々日本に在住する台湾人は、日本政府及び日本のあらゆる漁業、水産加工業者が生産する食品を支持します。安心が保証された日本の水産物を応援致します。

 2023年8月27日

                                           全日本台湾連合会                                        常務理事会・理事会一同

—————————————————————————————– 日本が排出する処理水は国際的な基準をはるかに下回っているにもかかわらず、中国は、福島第一原発から放出された「処理水」を「核汚染水」と呼び、垂秀夫・駐中国日本大使呼び出して抗議し、日本産の水産物輸入を全面的に輸入禁止とした。 この天に唾する、自分の首を自分で締める、なんとも不可解な対応を取ったことで、中国のCPTPPТ(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)加盟の道は閉ざされた。台湾加盟は予定より早まったかもしれない。(メルマガ日台共栄編集部)

──────────────────────────────────────※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者: