三輪和雄氏 日本世論の会会長 憲法について“三輪氏は、戦後、日本が他国との間で戦闘が無かったのは、憲法9条があった からではなく、日米安保があったことが理由。玄関を開け放して無防備な美女を置いておけば「 来てください」と、いっているようなもの。日本がいくら平和憲法といったところで相手には関係な い。欲しいと思えば相手は、入ってくる”と語る。また、南京大虐殺については“南京市は世田谷 くらいの大きさ。そこで30万人の虐殺があれば、まともに人は居られない。無かった証拠はいくら でもあるが、虐殺とは「中国人の共通幻想」と考える。文化大革命の時に自分たちでその「大虐 殺」を行なっているが、先の長野での聖火リレーは、まさにそれを彷彿させるものであった。道路 に大きな旗を持ったチャイナが陣取っていたが、チベットの旗を持つ一般人へ警察が入場制限を 掛ける。その根拠を質したが「無い」という回答。はじめは不快に思ったが、後には警察が居なか ったら死者が出たのではないかと思わせる出来事が繰り広げられた。日本国内で、自制してあの 程度である”と、たとえ一日でもあれだけの中国人を集められる統率力に対する警戒を語った。 |
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塚本三郎氏 元民社党委員長 今日のチベットは、明日の台湾。そして沖縄、次は日本と中国の覇権が及ぶことに警戒感を持 つ必要性を語り、憲法については、日本が独立を果たしたときに憲法改正をすることが妥当であ ったが時は、朝鮮戦争の最中、憲法改正をすれば、少し前まで同じ国民であった北朝鮮の人達に 刃を向けさせられることを意識し、吉田首相は歯軋りをするように改正をしなかった。そこで誕生し たのが自衛隊の前身となる「警察予備隊」であった。朝鮮戦争後に改正をするべきであったが、 当時の日本は焼け野原。再軍備をする力は無かった。そこで軍事力を持つ米国を番人にして経 済復興を目指した先人たちは評価したい。しかし、豊かさの追求は、今まで積み重ねてきた良き 文化を失った。終戦直後の日本を見たハワイの知事は「日本は必ずや立ち直るだろう」と思いし 豊かになった日本を見て「豚鳥」と感じたという。南の島に住む豚鳥は、餌も豊富で危険が無く、 いつしか翼は退化した。遭難した人間が、それを捕食したところ、まこと美味であることを伝え、そ の鳥はついには絶滅したという。今こそ日本は「大和魂」を呼び起こす時期である、と訴えた。 |
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水島総氏 チャンネル桜社長『南京の真実』監督 北京オリンピックの後に「南京大虐殺」をテーマにした映画が約10本上映予定がある。それがそ のまま世界に発信され、日本は何もしないままでは、これを認めたことになる。一とゼロでは全く違 う。南京虐殺を否定することをひとつでもやっておかねば、未来永劫、子々孫々「日本はあんなこ とをした」と言われ続けることになる。未来の子供たちのために今、我々が責任を負うことがこの映 画に込められている。南京陥落から70年を経て、今、何故中国が「虐殺」キャンペーンをはじめた のか?中国国定教科書には82年まで南京虐殺について書かれていなかったが、今では大幅に 記載されている。記念館を作り「アウシュビッツ」「広島」と同様に文化遺産にしようとしている。70 年を経て証言する人も90歳意を超え、亡くなられた方も多くいる。こういった方々が亡くなられるよ うになってから中国は、南京のことを言い出している。中国人はもともと同族意識は強くても国家意 識は無かった。その中国人の若者に「リメンバー南京」を訴え、日本に対し「いつでも立ち上がれる ぞ」という意識を刷り込んでいる。 他に長野での出来事を踏まえ日本の今後の姿勢を呼び掛けた。 |
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憲法記念日の今日、壇上挨拶の要点として 国民は、選挙で投票する権利を有するのと同時に国防の義務がある。スイスで例えると、スイスは最近まで、女性の選挙権がなかった。 理由は、「女性は国防の義務が果たすことが出来ないから」とのこと。直接的でなくとも国防義務は果たせると思うので極端に思えるが それだけ、国防とは重要なこと、という分かりやすい例である。そこで日本の憲法は、国防の義務を記していない。 長野聖火リレーでの出来事は、旗竿で殴られたりもしたが、それが仮に武器であったならどうだったであろうか?1万人にも及ぶ中国人 を日本中から集められるその情報力、資金力、そして一糸乱れぬ統率力。日本の左翼や右翼でもこのようなことは不可能である。 今、日本を取り巻く国際情勢をよく考えねばならない。 |
映画上映前に前段としてこの映画を製作した、水島総監督。日本世論の会 会長、三輪和雄氏。そして元民社党委員長、塚本三郎氏の三名による舞台 挨拶が行なわれた。水島氏は、同日岐阜での上映があり、挨拶のため途中 入場となった。上映時間が3時間に及ぶ大作であることから、これだけの顔 ぶれでも一人あたりの持ち時間は15分程度。普通ならこのトークだけでも価 値があるだけの豪華二本立ての行事となった。 |