戸籍事務所は中国に通じている?
台湾の声 2014.4.5 16:00
4月2日にアップルデイリーが報じたところでは、台湾の戸政事務所(戸籍事務を扱う役所)で証明写真を撮影したところ、その写真データのダウンロードが中国のサイトから行うように指示されていたという。
日本に比べて台湾のメディアやネットでは、中国の人民による請願活動が、たびたび血の弾圧、簡単に言うと行政側による虐殺という結果をもたらしていることがよく報じられている。多くの意識ある台湾人は中国で人権が守られないことをよく知っている。
台湾の個人情報が中国に流れているとすれば、個人の生命に関わる問題である。
報道では、「サービス貿易協定の先取りか」と、取り上げた。
台湾ではこれまで、電子ゲームがやりたくて日本語を覚えたという若者も多いが、現在、台湾のゲームセンターを歩くと、画面の指示が簡体字で示される中国製のゲームがほとんどである。
台湾人は、中国に飲み込まれるのではという危機感を日々実感している。