【2016年5月14日実施】国際台湾語検定【東京】【申込受付中】

「台湾の声」【2016年5月14日実施】国際台湾語検定【東京】【申込受付中】

国際台湾語検定の概要

 「国際台湾語検定」(國際台語認證、ITPT)は、台湾の国立成功大学
台湾語文測験中心が開発した「全民台湾語検定」(全民台語認証)にもとづい
ている。ITPTは16 歳以上の成人が台湾語の読解および聴解の能力を測定
するのに適している。

 全民台湾語検定の開発は、当初は台湾教育部によって成功大学に委託さ
れた事業であった。その後、成功大学台湾語文測験中心が開発を引き継いで
いる。全民台湾語検定は、2010 年から実施された。その主な対象は台湾国内
の台湾語教員および学生である。目標基準準拠テスト(criterion-referenced
test)方式を採用し、測定項目は聞く、話す、読む、書くの四技能にわたって
いる。総合得点によって、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European
Framework of Reference for Languages; CEFR)による6段階評価を行う。

 国際台湾語検定はこの全民台湾語検定の簡略版で、2011 年に米国、日本
およびベトナムで実施されたのがはじめである。今のところ、測定項目は台
湾語の読む、聞くの二技能で、レベル評価はCEFR のA1、A2 である。受験者が
利用しやすいよう、試験実施を一次、二次に分けず、級別に分けることもし
ない。一度のテストで、総合得点によって台湾語能力の等級(A1、A2)が認定
される。

 国立成功大学台湾語文測験中心は、台湾国内で初めての台湾語能力検定
を専門とする常設機構である。試験開発にあたっているのは全国各大学、学
術機構、台湾語・台湾文学団体の精鋭である。教育部から試験問題の作成の
委託を受け、また地方自治体の委託で台湾語検定を実施するなど、専門性と
権威が各界から認められ、同中心が発行する台湾語等級認定証書は多くの国
内外の機構から認められるものとなっている。

ITPT 検定日程

出願期間 2016年3月15日午前 10:00から4月15日午後16:00 まで

出願はインターネットを基本とし、郵送も可能。今回の試験の受験定員は海外会場の受け入れ能力に従う。定員に達した場合は、ウェブサイトで告知する。

http://ctlt.twl.ncku.edu.tw/itpt/jp.html

インターネットで受験票をダウンロードする 2016年5月4日(水曜日)
受験者がインターネットでダウンロードして印刷する。本中心から受験票を郵送することはしない。

試験日 2016年5月14日(土曜日) 9:10-9:50(実際の集合時間はもう少し早めです)
試験会場: 東京語文学院 日本語センター
所在地: 東京都豊島区池袋 3-26-16
池袋駅西口より徒歩10分、C1出口より徒歩5分

結果発表
2016年7月14日(木曜日)
1.インターネットで試験結果の問い合わせ受付を始める。
2.成績証明を発送する。
3.追加の成績証明および国際台湾語能力認定証書の申請を受け付ける。

会場責任者:多田 恵
電話:080-5489-9828 FAX: 020-4666-3085
e-mail:tada@obirin.ac.jp


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