【NHK】正鵠を射た週刊新潮「NHKスペシャル批判」

今発売中の週刊新潮(4月23日号)の記事“歴史歪曲と「台湾人」も激怒したNHK「超偏向」番組”は必読です。ぜひ入手、一読を!−−−台湾の声編集部
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正鵠を射た週刊新潮「NHKスペシャル批判」

ブログ「台湾は日本の生命線!」より。ブログでは関連写真も↓
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■情報を操作するNHKに「新潮批判」の資格はない

NHKのテレビニュースは四月十五日、朝日新聞社襲撃事件の実行犯を名乗る男性の手記を掲載した週刊新潮が、四月二十三日号の紙面で手記を誤報と認め、謝罪すると報じた。そこでは二人の学者が登場し、険しい顔で「裏付け取材の不足だ」などと強く同誌を批判していた。

しかしここで認識しなければならないのは、NHKに新潮を批判する資格など全くないと言うことだ。そのことは新潮同号に掲載された記事を読めば明らかである。

記事のタイトルは“歴史歪曲と「台湾人」も激怒したNHK「超偏向」番組”。四月五日放送の「NHKスペシャル/シリーズJAPANデビュー」(第一回「アジアの“一等国”」)の問題を四ページ割いて取り上げている。

新潮の誤報は「過失」によるものだが、この番組におけるNHKの情報操作は「故意」によるものであることがわかる。そして新潮は謝罪をしたが、NHKは一切非を認めていない。

「どっちもどっちだ」などと思ってはならない。NHKのこの番組のため、どれほどの国民が誤った歴史認識を扶植されたかを考えれば、罪は明らかにNHKの方が大きい。

■本質を突いたNHK批判を展開する新潮記事

記事のリードにはこうある。

―――性懲りもなく、というべきか。史実を枉げ、日本の台湾統治を徹底的に貶めたNHKドキュメンタリーの「超偏向」ぶりに抗議が殺到している。

―――日本の視聴者ばかりか出演した台湾人も激怒するこの番組。中国、台湾との外交関係にも影を落としそうなのだ。

本文では「“偏向番組”の一語に尽きます。“日本は加害者”という自虐史観ありきで、そこから一歩も出ていない」(台湾出身の評論家・金美齢氏)、「この番組では、強烈なイメージを呼び起こす“人間動物園”という言葉を、当時の日本政府が使った言葉と錯覚するように使っている。全編がそうした“歪曲報道”の連続なのです」(櫻井よしこ氏)と言ったコメントが並ぶが、どれもが本質を突いていた非難である。

番組が「台湾人を日本人に強制的に変える政策」として強調した改姓名(台湾人が日本名を名乗ること)、寺廟整理(寺院や廟の取り壊し)などの歴史事実の真相も解説するなど、徹底的な批判ぶりだ。

■正しい歴史観を伝えるのはNHKではなく新潮だ

さらに「そうした『歪曲』以上に問題となっているのが、台湾の人々の証言が、編集の名のもとに恣意的に“操作”され、日本を貶める論調に利用された」ことを、証言をした本人(柯徳三氏)に取材をして明らかにしている。

「私はNHKの取材で強調したのは、日本による台湾統治はプラスが50%、マイナスが50%、確かに差別も受けたが日本は台湾に多くのものを遺してくれた、ということ」「日本は私にとっては“おっかさん”のようなものです。それが、私が一番伝えたい部分でした」と語る柯徳三氏。ところが番組を見ると「悪口ばかりが使われているので大変驚」いたと言う。

記事の中で私がぜひ多くの日本人に読んでほしいのは次の部分だ。

まず柯徳三氏のコメント。同氏は「今、台湾は中共に飲み込まれるかどうか、という危うい状況です。日本の統治時代を知る70代以上の年配者は、今こそ日本に手を差し伸べてもらい助けてほしいと願っている」として上で、NHKが台湾は反日との誤った情報を強調したことで「二国間の関係に水を差すことになる」「こんな番組を使った背後には、日台の関係を引き裂こうとする中共の意向があるのではないか、と邪推して」しまうと懸念している。

この世代の日本統治時代への思いを取材した『トオサンの桜』の著者、平野久美子氏もコメントも同様だ。

「彼らが恨んでいるのは戦後の日本に対して」「台湾の領有を放棄したこと、つまり日本に捨てられたことが彼らのトラウマになっている」とし、「こうしたファクトには全く触れずに番組を作っている」NHKに対し「ドキュメンタリーとしては完全に失格」と指摘する。

これらを読めば、「これまで日本人はなぜ台湾人の心に気が付かなかったのだろう」と思うはずだ。「未来を見通す鍵は歴史にある」は「シリーズJAPANデビュー」のテーマだが、その「歴史」を正しく伝えてくれるのは週刊新潮の方である。

■弱点は「世間知らず」−NHKへの徹底批判で世直しを

記事によると、NHK広報局は「この番組は・・・『反日・自虐史観を前提にした偏向報道である』とは全く考えていません」と主張し、「台湾の人々、そして日本の視聴者を愚弄したことへの反省は微塵も感じられない」と言う。

あたりまえだ。「反日・自虐」のマスコミが、自らをそうだと認めるわけがない。そもそも「中立」な歴史観を装い、視聴者に「反日・自虐」意識を扶植して行くのがこの勢力なのだ。

ところが記事は、ここでとても興味深いコメントを紹介する。東京工業大学(メディア論)の碓井広義氏によるものだ。

「以前に比べれば、現在の視聴者のメディア・リテラシー(メディアの情報を鵜呑みにせず批評的に解読する力)は高まってきています。誤魔化そうとしても、必ずボロが出る」

そして今回の番組批判騒動は、番組スタッフがその点を甘く見ていた結果だと言うのであるが、私も全くその通りだと思う。

今回、番組スタッフが大胆にも歴史歪曲を連発させたのは、やはり「世間知らず」のため、世の中の流れをきちんと認識していなかったためとしか思えない。そこには「庶民は自分たちの報道に従うもの」とするNHKの傲慢な意識も大きく作用していたことだろう。

現在、番組スタッフが批判封じに奔走しているとの情報も頻々と伝わってくるが、そのようにすぐばれるようなことを繰り返すのも、「世間知らず」で経験不足だからだろう。

「シリーズ」は始まったばかりである。これからもどんどん抗議を行い、それを拡大し、NHKに「世間」と言うものをトコトン教えなければ、世の中は救えない。欺瞞こそが「自虐・反日」史観の本質であるが、その欺瞞が通じないとなれば、NHKなど脆いはずなのだ。

以上のように、この新潮の記事はいろいろと教えるところが多いので参考になる。ぜひ一読を。

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台湾の取材協力者をも侮辱!
国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
番組制作者の罷免要求を!

抗議先 福地茂雄会長宛てに、番組制作責任者・濱崎憲一ディレクターの罷免要求を!
[NHK]視聴者コールセンター 電話:0570−066066
[NHK] FAX:03−5453−4000  メール:http://www.nhk.or.jp/special/
※福地会長に宛てたファックスは有効だ。

[放送倫理・番組向上機構(BPO)] 
電話:03−5212−7333 FAX:03−5212−7330
メール:https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html

[総務省] 電話:03−5253−5776 (放送政策課 直通)
FAX:03-5253-5779
メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
※鳩山邦夫総務大臣宛に問題提起を。

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【動画】これが偏向NHKスペシャルの全内容

以下の動画(1〜4)は4月5日に放映された問題の偏向番組「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」(第1回アジアの“一等国”)の全内容だ。ただしサブリミナル効果が指摘されるオープニングのタイトルバックは収録されていない。
1 http://www.dailymotion.com/video/x8xz8g_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news
2 http://www.dailymotion.com/video/x8xzfh_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news
3 http://www.dailymotion.com/video/x8xzox_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news
4 http://www.dailymotion.com/video/x8xzsv_yhkyyyyyy-yyyyjayanyyyyy-y-1y-yyyyy_news


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