【11月11日】2012年東トルキスタン独立記念行事

【11月11日】2012年東トルキスタン独立記念行事

【日時】 11月11日(日) 18:30 – 21:00

【会場】  文京シビックセンター 5階 会議室C
 (東京都文京区春日1−16−21)

【内容】
 独立記念行事 18:30〜19:00
 記念講演 19:00〜21:00 (質疑応答を含む)

【講師】 宮脇淳子氏

【演題】 「ジューンガル帝国の興亡:新疆はいかにして清朝の領土になったのか」

【参加費】 1000円(日本ウイグル協会会員500円)
  *事前申込みは不要です。

【主催】 日本ウイグル協会

【講演要旨】
モンゴル系最後の遊牧帝国ジューンガルは、17世紀後半に今のモンゴル国西部から新疆北部、カザフスタンに広がる大帝国を築き、帝政ロシアと清朝に脅威を与えた。18世紀中葉、ジューンガル帝国が支配層の継承争いから内部分裂したのを好機として、1755年、清の乾隆帝は満洲軍とモンゴル軍を動員し、ジューンガル帝国を滅ぼした。1759年、ジューンガルの支配下にあった天山山脈の南のイスラム教徒を征服した清は、天山北部のジューンガルの故地と併せて、これを新疆(新しい領土)と呼んだのである。

【講師プロフィール】
1952年和歌山県生まれ。本名 岡田淳子。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、岡田英弘からモンゴル語・満洲語・中国史を、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員をへて、現在、東京外国語大学非常勤講師。
長年、朝日カルチャーセンター・新宿で、中央ユーラシア草原の遊牧民の歴史と、岡田史学を継承した新しい中国史を講義してきた。
著書に『真実の中国史[1840-1949]』、『モンゴルの歴史』、『世界史のなかの満洲帝国と日本』、『最後の遊牧帝国』、『朝青龍はなぜ強いのか?』、共著に『中国美女の正体』、『中央ユーラシアの世界』、『清朝とは何か』などがある。


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