(附:台湾チャンネル関連報道動画)
ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
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日本時間の八月六日、リオデジャネイロ五輪が開幕。開会式で選手は各国・地域名のポルトガル語アルファベット表記順に入場。もちろん台湾選手団も堂々の行進を行ったが、その国名表記のプレートには「TAIP!) CHINESA」とあった。
英語で言えば「CHINESE TAIPEI」。日本では「チャイニーズタイペイ」と音訳されるが、直訳すれば「中国領台北」となる。
「中華民国」という国名でも「台湾」という地域名でもないのは、「一つの中国」原則なるものを掲げ、台湾併呑を正当化する中国がそれを求めるからだ。
もし前者の名を用いれば中国は「二つの中国」を作り出す陰謀だと騒ぎたて、後者を使えば、「一つの中国・一つの台湾」「台湾独立」を意味するなどと怒り出すことだろう。
IOCがそうした中国の怒りを恐れる結果、台湾の選手たちだけは自分たちの国名、地域名を世界の前で表明できなくなっているのだ。
台湾選手団が入場した時、実況中継をしていたNHKは、次のように紹介した。
「チャイニーズタイペイ、台湾です」
「ウエイトリフティングやテコンドーが強く、アテネ大会では初の金メダル。しかも二つ獲得しました。今回もメダルが期待できます」
「次回の東京大会で復活する野球では日本の強敵となるはずです」
今回もメダルが期待されているという。ぜひ頑張ってもらいたいものだが、しかし選手がいかに奮闘しても、高まるのは台湾の国の威信や栄誉というより、「台湾は中国の領土の不可分の一部」という宣伝効果か。
IOCは台湾人を侮辱しすぎだ。
東京大会で日本は、こうした台湾に対して無礼極まりない政治的呼称を廃止し、台湾は「台湾」と呼べないものか。
先ずは国民間で、「チャイニーズタイペイ」の呼称押し付けは、政治的な理由の差別を禁じる五輪憲章に違反した、中国の台湾侵略政策への翼賛に等しいとの認識を確立するべきである。
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