【真相】中国人の尖閣上陸活動を馬英九政権が支援
台湾の声
中国香港から出発した中国人活動家を乗せた船「啓豊2号」が8月15日午後、日本の領海に侵入し、乗組員の一部が尖閣諸島の魚釣島に上陸。中華人民共和国(中国)国旗「五星紅旗」や中華民国国旗「青天白日満地紅旗」を振り、日本側に拘束され、上陸していない乗員を含む14人全員が不法入国の容疑で逮捕された。
台湾の馬英九政権は、この香港からの船の台湾寄港を認めなかったが、15日未明に「人道的対応」を理由にこの船に物資を提供し、補給を受けた船はそのまま尖閣方面へと向かった。
もし、尖閣諸島が台湾の領土と主張するなら、台湾政府は中国人が上陸して中国国旗を立てたことに真っ先に抗議するのが筋であるが、馬政権の台湾外交部は、中国に抗議するどころか、日本に逮捕された中国人活動家の早期釈放を日本側に要求する談話を発表した。馬政権は、“両岸団結”のための「反日」活動を側面支援し、尖閣諸島の中国領化を容認する態度を明確化している。