戦後、台湾に来た中国の国民党政権は1947年に「二二八大量虐殺事件」を起こし、多くの台湾人の尊い血を流しました。しかし台湾人の自由と民主主義を願う気持ちは引き継がれ、20世紀最後の10年に、無血で自由と民主主義を獲得しました。しかし対岸の中国は現在、1000発以上のミサイルを台湾に向けています。そして台湾自身が国民党政権によって再び独裁政権下に転落しかねない懸念があります。
2月28日、この特別な日に、台湾と日本の今後を考えていただくべく、台湾問題にも造詣が深い衆議院議員の西村眞悟先生と、尊父を二二八事件で喪い、日本でも李登輝元総統の序文を付して『二二八事件の真実』を出版している阮美_さんを台湾からお招きして、大阪の地において初の講演会を開催いたします。
記
【日 時】 平成21年(2009年)2月28日(土)
午後6時15分(開場5時45分)〜8時45分
【会 場】 大阪市立阿倍野市民学習センター
〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1-300 あべのベルタ3階
TEL:06-6634-7951
【参加費】 1,000円
【講演�】 テーマ:「台湾は日本の生命線」
講 師:西村 眞悟 衆議院議員
[にしむら・しんご]昭和23年、大阪府堺市生まれ。平成5年、大阪府第17選挙区(堺市)衆院選初当選(現在5期目)。台湾問題にも造詣が深く、「台湾問題の真の元凶は中国である。我が国が中国の恫喝に屈する訳にはいかないのと同様、台湾も屈する訳にはいかない。独裁政権に屈する道に国家の安泰も国民の幸せもないからである」と訴える。主な著書に『海洋アジアの日出づる国』(展転社)『眞悟の憂國』(高木書房)など、共著に『国益会議』(PHP)などがある。
【講演�】 テーマ:「台湾二二八の真実」
講 師:阮 美珠台湾神学院(台湾キリスト大学)名誉講師
[げん・みす]1928年、屏東県生まれ。1947年の二二八事件で父・阮朝日氏が拉致・惨殺される。その後、二二八事件及び阮朝日氏に関係する資料の収集や事件の真相究明に務め、2002年、故郷に「阮朝日二二八記念館」を設立(2007年閉館)。二二八事件の真実を歴史にとどめるため、また広く知らせるため講演やマスメディアを通じて発言している。二二八事件に関連する著書に『台湾二二八の真実』(まどか出版)、『孤寂煎熬四十五年』(前衛出版社)などがある。
【主 催】 日本李登輝友の会
【後 援】 台湾研究フォーラム関西講演会事務局、在日台湾同郷会関西支部、台湾問題座談会、日本と台湾の未来を考える会、日本台湾学集会、念法眞教
【申込み・問合せ】 日本李登輝友の会
■申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0038.reg
■E-mail:info@ritouki.jp FAX:03-5211-8810
■〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号 TEL:03-5211-8838